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令和3年12月1日 月初め式
早いもので、今日から12月です。朝晩、とても寒くなってきており、小田深山ではもう雪が降ったとの話を聞きました。今年の冬は寒いとの予報がされているようなので、小田のスキー場にたくさんの人が来てくれるとうれしいです。東京へ出張した際に内子町にスキー場があることを話すと、四国にスキー場があることに驚かれ、「素晴らしいですね」と言っていただきます。スキーでもスノーボードでも構いません。レンタルで道具も貸し出していますので、みんなで小田のスキー場に行ってみませんか。私も今年は必ず行こうと思っています。
さて、新型コロナ関連の話ですが、全国では感染者が100人程度になり、愛媛県でも感染者0人が続いています。これもひとえに皆さんが手指消毒や3密回避などの感染防止に取り組んできた結果だと感じています。多くの人々がワクチン接種を行ったことも、大きな成果を上げた要因だと思います。内子町では86%の人が接種をされ、希望する人への接種はほぼ終えることができました。今月から3回目の接種が始まるので、医療関係者などの皆さんは接種業務のご協力をお願いします。ただ海外では、新たに変異株が発生し、感染拡大が続いているようです。私たちは引き続き一人一人が感染防止対策を続けていくことが大切です。
新型コロナが落ち着いてきたので、地域づくり懇談会やイベントなどを工夫しながら行っています。11月3日には「市川海老蔵内子座公演」、23日には「茂山千三郎狂言会 うちこの和らい」、27日には「えひめ国際映画祭2021」が行われました。えひめ国際映画祭のシンポジウムでは、内子町小田出身の映画監督、冨永昌敬さんをはじめ、愛媛県環境マイスターの松田久司さんや、地元劇団オーガンス代表の徳田幸治さんが、「川と生きる」をテーマに、今の内子町を次の世代にどのようにつないでいくのかについて話し合われました。28日にはいかざき大凧合戦初節句行事が行われ、開催できていなかった2年分の申し込みを受け、152組のご家族が参加しました。当日は天気が良く、出世凧が舞い上がっていましたので、子どもたちは健やかに成長してくれると思います。
今月の27日には、内子町と交流のある東京都豊島区で「東西狂言2021」が開催され、茂山千三郎さんと野村万蔵さんの他、内子こども狂言くらぶから10人の子どもたちが出演します。豊島区とのより深い親交を育みながら、文化の振興にも努めていければと思います。今月もよろしくお願いします。