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令和5年4月 町長あいさつ

ページID:0134326 更新日:2023年4月11日更新 印刷ページ表示

4月のごあいさつ

令和5年4月1日 月初め式

4月を迎え、桜の開花とともに随分と暖かくなりました。

 去る2月27日、町職員が帰宅途中の交通検問で、酒気帯び運転により逮捕されました。この職員は昼休みに飲酒してそのまま勤務した上、退勤後にも飲酒して車を運転していました。悪質極まりない行動であり、全体の奉仕者である公務員としてあるまじき行為です。本件は内子町職員懲罰委員会で審議され、この職員を懲戒免職処分としました。今後は二度とこのようなことがないよう、チェック体制の強化や研修の充実など、職員一丸となって住民の皆様の信頼回復に努めて参ります。大変申し訳ありませんでした。

 さて、今月から令和5年度ということで、人事異動をさせていただきました。退職者は17人、新規採用職員は12人です。今年度の人事異動の規模は、ほぼ例年通りで、経験年数の長い職員を中心に異動を行っています。デジタル社会の実現に向けた取り組みを進めるため、デジタル推進係を1人増員しました。また「第35回全国健康福祉祭えひめ大会」の開催にあたり、内子町で行われる軟式野球交流大会を担当する専任職員2人を保健福祉課に配置しました。この体制で1年間、行政課題の解決に取り組みます。

 次に予算についてです。令和5年度の当初予算額は約99億円で、3月議会で承認を得ることができました。前年度から約6億円増という過去最大の予算規模となっています。

 農林業については、従来の親元就農支援や林業の担い手支援を行う他、有害鳥獣対策を進めるため、猟期中のイノシシ捕獲奨励金を、猟期外と同じ1頭当たり1万1,000円に増額します。また昨年の大雪で被害を受けた農業用ハウスの復旧に対する支援も行います。

 子育て支援については、不妊治療の支援や、内子小と天神小に新たに設置した放課後児童クラブの運営、新川児童公園の整備などに取り組みます。

 観光業については、観光客等の誘客促進や、森文工場跡地への小公園整備、旧森家住宅の活用などに取り組みます。

 防災については、柿原自治会館の新築工事や消防詰所の整備、老朽建物の撤去、住宅の耐震化などに取り組みます。

 沖縄県宜野座村との交流事業については、昭和48年にスタートして今年で50年になりますので、その記念事業を行います。

 また近年は地球温暖化によって、世界中で異常気象が起こっています。国においては地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を、2050年までに目指すという宣言が行われています。そこで内子町は、国と同様の目標達成を目指す「内子町ゼロカーボンシティ宣言」を、議会初日に行いました。今後も持続可能なまちづくりを町民や事業者の皆様とともに進めていきたいと思います。

 新しい年度が始まりました。職員一丸となってしっかり取り組んでいきますので、引き続きご指導ご協力をいただきますようお願いいたします。


町長あいさつ(令和7年度)
町長あいさつ(令和2年度)
町長からのお知らせ