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令和7年4月1日
全国各地で山林火災が発生しています。今治市で3月23日に発生した山林火災は、昨日鎮圧したとの発表がありました。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。町民の皆さんも火の取り扱いには十分ご注意ください。
さて新年度が始まりました。役場においても人事異動を行い、新体制でのスタートです。今年度は退職者18人、新規採用職員13人を含め、例年より多い94人の異動がありました。新採職員には一日でも早く戦力になってもらい、町民の福祉向上に寄与するよう指導していきます。異動については年齢や性別を問わず、適材適所で実力のある職員を課長などに登用しました。また今回は機構改革や業務の移管も行っています。政策調整班を企画情報課に昇格させ、総合計画に基づくさらなる地域振興と、ふるさと納税やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を目指します。入札・契約に関する業務は建設デザイン課から総務課へ移管し、入札制度の公平性を担保しつつ、財政係と管財係が連携して事務の効率化を図ります。
その他、県との人事交流を今年度も行います。内子町の職員が県庁に出向し、県庁の職員を町並・地域振興課で受け入れています。地域おこし協力隊は、現在8人の隊員がそれぞれのミッションを担い、町内各地で活動しています。今年度は新たに2人を採用しました。ミッションは観光振興に向けた持続可能な観光地づくりと、中学校部活動の地域クラブ活動に係る取り組みです。さらに地域活性化企業人という国の制度を活用して、(株)JTBから職員を派遣していただきました。6年度で任期を終えた職員に続き、新たに実績ある方を迎えられて、大変うれしく思います。
行政課題が山積する中、今年度はこの体制で課題解決に向けて取り組んでいきます。
今年度から新たな総合計画がスタートします。それぞれの課で「稼ぐ力のあるまち」「住み続けられるまち」を目指して取り組んでいますが、この総合計画は、今後10年間で取り組むことをまとめたものです。基本目標には、①人づくり、②生業づくり、③魅力づくり、④暮らしづくり、⑤安心づくりを掲げ、それぞれに目標値を定めています。達成に向けてしっかり取り組み、元気いっぱいわくわくするまちをつくっていきます。皆さまのご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
さて、5月はイベントが盛りだくさんです。5日にはいかざき大凧合戦、10日にはドイツフェスタ、17日には子どもフェスティバル、18日には愛媛マンダリンパイレーツ公式戦を開催します。ぜひご来場ください。
今月もよろしくお願いいたします。