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令和7年5月1日
ずいぶんと暖かくなり、夏日が続くようになりました。昨年の夏は異常な暑さで、農作物の不作などの影響がありました。今年は大きな被害がないことを祈るばかりです。
4月20日に内子町議会議員選挙がありました。今回から定数が2人減り、17人の立候補者のうち13人が選出されました。今期は男性のみの議会になりましたので、次期は女性の立候補を期待したいと思います。
内子町でも人口減少・少子高齢化が進んでいます。状況の改善に向けて、議会のご理解とご協力をいただきながら、まちづくりに取り組んでいきます。
さて、令和7年全国広報コンクールが開かれ、『広報うちこ』が2部門で入選を果たしました。まず広報写真(一枚写真部)では、2024年12月号の表紙が入選1席に選ばれました。写真は中学生に命の大切さを伝える「いのちの授業」の一場面で、男の子が小さな命を抱きしめているものです。【広報うちこ2024年12月号はこちら】
そして広報紙(町村部)では、2024年10月号が入選3席に選ばれました。設立30周年を迎えた内子町国際交流協会を特集した号です。町内の中高生がドイツ・ローテンブルク市を訪問する「青少年海外派遣事業」が平成7年にスタートし、これまで330人の中高生が参加しました。昨年は派遣生OB・OGや各回の団長などが集まって、協会の節目を祝いました。他にも、ローテンブルク市の街並みを再現したミニチュア模型展の様子も紹介しています。制作者で松山市在住の相原忠夫さんは、42歳で同市を訪れた際、その美しさに感動し、以来35年かけて模型を制作しているそうです。今回は特別に内子町で展示していただきました。実際に見た人は、国際交流をより身近なものとして感じていただけたのではないでしょうか。【広報うちこ2024年10月号はこちら】
まちをつくっているのは町民の皆さん一人一人です。その頑張りや暮らしを伝えられるよう、広報係は工夫をしながら紙面を作っています。この努力が認められたことをうれしく思います。他市町の人と話しているとき、「内子町の広報紙は素晴らしいですね」とよく言っていただきます。今後も、より多くの人に愛される広報紙づくりに努めます。
今月は、5日のいかざき大凧合戦、10日のドイツフェスタ、17日には子どもフェスティバルなど、多くのイベントが予定されています。皆さんもぜひ出かけて、楽しんでいただきたいと思います。今年のドイツフェスタには、ローテンブルク市長をはじめ20人の訪問団にお越しいただき、一緒に盛り上げていただきます。本場のビールの祭典・オクトーバーフェストにはかないませんが、楽しい時間を過ごしていただけるよう準備を進めています。ぜひ会場で「プロースト」と乾杯しましょう。お待ちしています。