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令和6年1月 町長あいさつ

ページID:0134340 更新日:2024年1月15日更新 印刷ページ表示

1月のごあいさつ

令和6年1月4日 月初め式

 新年のあいさつに先立ち、1日に石川県で発生した令和6年能登半島地震で亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様にお見舞い申し上げます。一日も早い復興をご祈念申し上げます。

 さて、新しい年を迎えました。明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。本年もまちづくりへのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

 能登半島では正月の真っただ中に、震度7の非常に大きな地震に見舞われました。津波や広範囲にわたる火災、家屋の倒壊などによる大きな被害を受け、多くの死傷者が出ています。時間が経つとともに、甚大な被害の様子が報道で伝わってきます。私たちの地域でも近い将来、南海トラフ地震が発生するといわれています。大きな災害の前では公的機関の対応が十分にできない状況に陥るかもしれません。公助・共助・自助の役割を今一度確認しながら、準備を進めることが大切です。次年度からはさらに防災について意識の向上を図る取り組みを計画しています。あらゆる災害に対して、心構えも含めてしっかりと準備をしていきたいと思います。

 さて、2・3日には正月恒例の箱根駅伝がありました。内子町と交流のある國學院大學、内子町出身の米田吉盛先生が創立した神奈川大学が出場するのでテレビで観戦させていただきました。一昨年優勝した強豪校である青山学院大学が優勝、駒澤大学が準優勝でした。國學院大學は惜しくも5位、神奈川大学が21位という結果でした。箱根駅伝では往路5区、復路5区を10人の選手が走り、たすきをつなぎます。一人20㌔余りの距離を1時間ほどで走り抜けるので、計算してみると100㍍を約18秒で走ることになります。皆さんも中学校や高校で50㍍、100㍍を走ったことがあると思いますが、そのタイムから想像すれば、ものすごい速さだと実感できるのではないでしょうか。21日には内子町駅伝競走大会があります。今年は去年に比べて参加チームが多いと聞いています。神奈川大学が2年連続で箱根駅伝優勝を果たした当時のメンバーで、現在は同校の職員をしている岩原正樹さんが今年も参加します。その他のゲストも迎えますので、選手の皆さんの頑張りを沿道から応援して、大いに盛り上げていただきたいと思います。

 昨年を振り返ってみると、新型コロナウイルス感染症が5月から5類扱いとなり、イベントや会合などがコロナ禍前のように行われるようになりました。しかしロシアのウクライナ侵攻によって物価高、原油高となり、私たちの生活は大きな影響を受けています。現在、新型コロナウイルス感染症の支援に引き続き、物価高騰対策の支援を行っているところです。経済的に苦しい世帯や子育て世帯への給付金など、できるだけ早く給付できるよう取り組んでいます。今しばらくお待ちいただければと思います。

 内子町の大きな課題は人口減少と少子化です。これらに対応するためには「魅力ある町」をつくることに尽きると考えています。農林業や商工業の振興、子育て支援や移住者支援、高齢者支援などの充実を図り、住み続けたい、移り住みたいと思っていただけるよう、町の個性に磨きをかけていきます。今年もしっかり取り組み、皆さんとともに「笑顔あふれる年」にしたいと思いますので、ご協力よろしくお願いいたします。


町長あいさつ(令和7年度)
町長あいさつ(令和2年度)
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