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令和4年7月1日 月初め式
7月に入りました。梅雨による大雨を警戒していましたが、過去最も早い6月28日に梅雨明けとなりました。これは平年より19日も早く、期間は15日間という短さでした。毎年のように異常気象が続いていますが、地球がだんだん病んでいっていると実感しています。地球の変化に人類が追いつけない状況です。今後まとまった雨がいつ降るのかが気になります。水不足で農産物の生育に影響が出ないか心配しているところです。
さて新型コロナについてですが、全国で感染拡大が続いています。内子町では連日10人程度の感染が報告されています。クラスターが発生しているのは趣味の集まりやスポーツ活動、会食などの場所です。行動に十分注意して、感染回避行動を習慣化してほしいと思います。60歳以上の人や基礎疾患をお持ちの人は、7月から4回目の新型コロナワクチン接種が始まります。ワクチンには一定の感染予防と重症化予防の効果があります。まだ一度も接種していない人も、ぜひ接種を検討していただきますようお願いします。
新型コロナが発生して2年半が過ぎました。特に昨年までは人の流れが制限され、飲食業や観光業、農林業、商工業に大きな影響が出ました。さらに今年は、ロシアがウクライナに軍事侵攻したことによる原油高、物価高の影響が加わっています。
このような中、国民や事業者を支援するため、国や県がさまざまな制度を創設しました。内子町でも状況を見ながら町独自の制度を創設して町民の皆さんを支援しています。国の補助によって、ガソリンの価格は高止まりではありますが何とか踏みとどまっています。また物価高に対応するため、国から全国の自治体に臨時交付金が交付されることになりました。物価高はすべての町民に影響します。内子町ではこの臨時交付金に町の予算を上乗せして、1人当たり1万円の生活応援商品券を給付することにしました。現在、町内の取り扱い店舗を募集するなど準備をしています。8月末までには全町民に配布し、9月から利用していただけるよう進めていますので、今しばらくお待ちください。
新型コロナの上に物価高が加わり、国民生活が大変な状況になっています。今後の国の動向を見ながら随時対応していきますのでご理解をお願いします。