ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

令和6年6月 町長あいさつ

ページID:0134346 更新日:2024年6月17日更新 印刷ページ表示

6月のごあいさつ

令和6年6月3日 月初め式

 6月になり、いよいよ本格的な出水期を迎えます。
​ 
 2日、大洲市の五郎大橋上流河川敷グラウンドで「第34回愛媛県消防操法大洲喜多地区大会」が開かれました。計11チーム中、内子町から4チームが出場し、素晴らしい小型ポンプ操法を披露しました。結果、大瀬分団第4部が見事優勝に輝き、7月28日に行われる県大会への出場を決めました。また、五十崎分団第2部が3位入賞。加えて、優秀選手に内子町から3人選出されるなど、日頃の練習の成果を存分に発しました。訓練で培った連帯感は団員の団結を強め、今後の消防活動や私たちの安全・安心にもつながります。本当にお疲れさまでした。
 
 さて5月はいかざき大凧合戦や子どもフェスティバルなど、多くのイベントが開かれました。新型コロナウイルス感染症も落ち着き、どの催しも大盛況でした。準備や運営などに関わっていただいた皆さん、ありがとうございました。5月11日にはドイツフェスタが開催され、約1,200人が来場しました。このイベントは内子町の姉妹都市・ローテンブルク市との交流をきっかけに2013年から続いていますが、来場者は年々増えており、うれしく思います。
 姉妹都市交流について改めて紹介します。同市の正式名称は「ローテンブルク・オプ・デア・タウバー」。ドイツ南部に位置し、面積約41平方㌔㍍、人口約1万1,000人の小さな町です。町並みには中世の面影が残っていて「中世の宝石箱」とも呼ばれています。交流の始まりは1986年、同市の市長を招いて内子座で開催した「町並み保存とまちづくり」と題したシンポジウムです。内子町の町並み保存運動がスタートした頃、みんなでまちづくりについて考えるため、世界中から何百万人もの観光客が訪れていたローテンブルク市の取り組みを学びました。あれから約40年経ちますが、現在も民間人同士の交流や、中高生の青少年海外派遣事業などで交流を深めています。派遣事業では、これまでに320人以上の子どもたちが同市を訪問しました。新型コロナウイルス感染症の影響で中断していましたが、今年は5年ぶりに再開する予定です。
 現在のローテンブルク市長はマルクス・ナーゼル博士。4年前に就任したとても若い市長で、小さなお子さんもいます。昨年11月に初めて内子町に来ていただき、今後も交流を深めていくことや、2026年の姉妹都市盟約15周年記念事業の開催などについて確認しました。また今年は同市が帝国都市の特権を与えられて750年の節目とのことです。9月初旬に開催される「帝国都市まつり」にご招待いただいたので、内子町議会議長とともに訪問する予定です。同市にある門の一つには、ラテン語で「歩み入る者に安らぎを、去り行くものに幸せを」と彫られています。私たちの町も同じ気持ちでまちづくりを進めていきたいと思います。皆さんも機会があればぜひローテンブルク市を訪れて、「中世の宝石箱」を楽しんではいかがでしょうか。
 
 これから梅雨の季節です。雨や暑さに注意して、十分に体調管理を行っていただきたいと思います。


町長あいさつ(令和7年度)
町長あいさつ(令和2年度)
町長からのお知らせ