本文
令和5年2月1日 月初め式
2月になりました。寒い日が続いていますが、病気に負けない健康な体づくりを意識していただきたいと思います。運動で体力をつけるのもいいのではないでしょうか。内子町にはバレーボールや野球などができる環境が整っていますし、他の自治体ではあまり見られないスキー場やゴルフ場もあります。体力づくりはもちろん日々の気分転換にも、こうしたスポーツの場をぜひ利用してください。
小田深山のスキー場は、年末から多くのお客さんを迎えました。今年に入って暖かい日が続き、2週間ほどクローズせざるを得ない時期もありましたが、先般の寒波による積雪後は、待ちかねたスキーヤーの皆さんがたくさん訪れています。場内には子どもたちが遊べるエリアや全長400㍍の初級者コース、四国最長の1,200㍍のコース、250㍍のモーグルコースなどがあります。四国でも数少ないスキー場がわが町にあるということは素晴らしいことです。家族と、友達同士と、職場の仲間とスキーやスノーボードを楽しんで、明日への活力を養っていただければと思います。
また近年、町内では若い世代でゴルフをする人が増えています。内子町にある愛媛ゴルフ倶楽部は、内子生まれの実業家・高畑誠一さんの監修で昭和50年にオープンしました。27ホールの広々としたコースで、中四国でも評価の高いゴルフ場だと思っています。高畑さんは、ゴルフのルールブックを作成したりヘッドカバーを考案したりするなどして、日本ではまだ認知度が低かったゴルフを国内に広めた人です。高畑さんらが率いる鈴木商店は、大正時代の最盛期には、総合商社の三井、三菱、住友をしのぐ取引高がありました。しかしその後の第一次世界大戦後の不況により倒産し、日商岩井、双日へと引き継がれていきます。日本のために世界を舞台に活躍した姿を思い浮かべながら、広大なゴルフ場でプレーしてみるのもいいのではないでしょうか。
健康づくりには日々の運動が大切です。寒い季節は体を動かしにくいかもしれませんが、いつまでも健康でいるために頑張ってみましょう。世界では2050年の脱炭素社会実現に向けて取り組みが進んでいます。エコロジータウンを掲げる内子町では、自動車による二酸化炭素の排出削減のためにも、近距離の移動は徒歩や自転車でするよう、まずは役場職員から実践していきたいと考えています。皆さんもご協力をお願いします。
今年度も残り2ヵ月となりました。精一杯まちづくりに取り組んでいきます。