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令和6年12月 町長あいさつ

ページID:0134355 更新日:2024年12月16日更新 印刷ページ表示

12月のごあいさつ

令和6年12月2日 月初め式

 12月になり随分と寒くなってきましたが、これが本来の気候かなと感じています。今年は夏場の高温や、暖冬によるカメムシの異常発生の影響で、柿やキウイ、梨、桃をはじめとする果樹などに大きな被害が出ました。農家の皆さんは本来の気象条件のもとで農業をしたいとの思いが強くなっていると思います。地球に住む一員として、地球沸騰化を防ぐための取り組みを精力的に進めていかなければと改めて感じています。

 さて、今月は内子町議会12月定例会が開催されます。補正予算では人事院勧告に伴う人件費や、町道や町営住宅など町有施設の修繕費、児童公園の整備、森林整備、災害対策の経費など、約4億1,000万円を計上しています。議決されれば至急取り組みたいと思います。

 町を元気にするためには、農林業はもちろん、商工業や観光業の振興も大切です。内子町は歴史的な町並みや建造物が創り出す日本の原風景が欧米豪から注目されており、台湾や韓国などアジア圏からのお客様も急激に増加しています。観光客の総数はコロナ禍前の5倍以上で、年3万人を超えるペースです。引き続き国内からの誘客も図りながら、インバウンドをメインターゲットとした戦略も必要であると考えています。
 このような中、11月21日には東京都で「えひめ夏旅南予キャンペーン」が開催されました。来年夏に首都圏から観光客を呼び込もうという愛媛県の企画で、旅行会社などを対象に南予9市町長が各地域のプレゼンをしました。約120人の出席があり、多くの方に関心を持っていただけたと思います。これからも積極的な売り込みを行い、大勢に来町いただけるよう取り組んでいきます。南予にはすばらしい地域資源がたくさんあるので、その点と点をしっかり結び、一丸となって魅力を味わっていただくことが大切です。来訪者にとっては市町の境界は関係ありません。連携して取り組んでいきたいと思います。

 今年も残り1カ月となりました。皆さんは今年計画したこと、目標にしていたことを達成できたでしょうか。できていなければ、あと1カ月必死で頑張ってみませんか。爽やかな気持ちで新しい年を迎えましょう。
​ 今年も内子町のまちづくり、地域づくりにご協力いただき本当にありがとうございました。新しい年がすばらしい1年になることを願い、今年最後の挨拶とさせていただきます。


町長あいさつ(令和7年度)
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