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令和7年1月 町長あいさつ

ページID:0134356 更新日:2025年1月15日更新 印刷ページ表示

1月のごあいさつ

令和7年1月6日 月初め式

 明けましておめでとうございます。
 旧年中は大変お世話になりました。皆さんはどのように新年を迎えられたでしょうか。年始は天気に恵まれ、良いスタートになったのではないかと思います。本年もまちづくりにご理解・ご協力いただきますようお願い申し上げます。

 今年は多くの選挙が予定されています。1月には町長選挙、4月には町議会議員選挙、7月には参議院議員選挙があります。昨年からは、投票所の統合により会場が遠くなった地区で移動期日前投票所を開設し、多くの人に喜ばれました。選挙は民主主義の根幹を成すものですので、みんなで投票に行ってほしいと思います。

 さて私は人口減少・少子高齢化対策として、「稼ぐ力のあるまち」、「住み続けられるまち」の実現を目指しています。これまで農林業や商工業、観光業に携わる人の所得を上げる取り組みをはじめ、子育て支援や移住者支援、高齢者支援、自治会活動支援、防災対策、景観整備やインフラ整備、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、エコロジータウンうちこの推進などに取り組んできました。結果、働き世代の増加や出生数の伸びにつながっています。今後は働く場所の確保のため、企業誘致にも精力的に取り組みたいと考えています。

 昨年元日には、能登半島で震度7の大きな地震が起き、また9月には豪雨による被害が発生しました。同年4月には内子町でも震度5弱を観測する地震がありました。南海トラフ地震の発生も近いと予想されており、みんなで防災に取り組む必要があります。
 先日の新聞に耐震化についての全国調査結果が掲載されていました。自宅を耐震化できているのは全体の48%、また68%は家具を固定できていないとのことです。自宅の耐震化が進んでいない理由として、「自分の代で今の家を使うのは終わりだと思うから」という意見が多くあったそうです。私たちのまちでも同じようなことがあるのではないかと思います。現在、内子町では家具の固定や耐震シェルターの設置にかかる費用の補助を行っています。耐震シェルターは4.5畳サイズで45万円程度ですが、40万円は町が補助しますので、ぜひ活用してください。
 大規模災害が起きた最初の段階では、公助は機能しないと考えられます。これは能登半島地震や、今までの大災害を見れば分かると思います。そこで自助に加え、地域みんなで助け合うことが大切です。町も引き続き自治会館や消防詰所などの整備、各種機材、備品などの準備を進めていきますが、消防団員や自治会、地域の防災組織、防災士の協力が欠かせません。どうか各地域でも準備をお願いします。また今年度から総務課に危機管理監を配置しました。防災力の強化に向けた取り組みを進めていきますので、大いに活用してください。皆さんの命を守るため、町としてもしっかり準備していきます。

 最後になりますが、今年一年が皆さんにとってより良い年になりますようご祈念申し上げます。


町長あいさつ(令和7年度)
町長あいさつ(令和2年度)
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