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令和5年1月4日 月初め式
新年あけましておめでとうございます。旧年中は内子町のまちづくりにご支援・ご協力いただき誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年の12月22日の夜に大雪警報が発令され、国道56号線は23日の午後から24日の夕方にかけて通行止めになりました。また積雪によって町内各地の国道、県道、町道で通行が困難になり、さらに雪の重みによる倒木で沿道の電線が切断され、多くの地域で停電が発生しました。一刻も早く停電を解消しなければと現場に向かいましたが、被害のあった個所が多く除雪や倒木の除去に時間を要し、長時間にわたって復旧できない地域もありました。寒い中、停電が長引いた地区の皆さんには大変つらい思いをさせ申し訳なく思います。関係する皆さんの懸命の取り組みによって、25日の夜には一部地域を除いて、翌日にはすべての地域で復旧することができました。
今回の積雪は過去にもあまり例がないものでした。役場でも一丸となって対応いたしましたが、特に現場で対応にあたっていただいた建設業者、四国電力、森林組合の皆さん、消防団や地域の皆さん、その他多くの方の応援を得て対応することができました。本当にありがとうございました。また今後も積雪による道路への倒木が発生することが考えられます。山林を所有する皆さんに、沿道の自主的な伐採を呼びかけたいと思います。また危険な場所については、昨年制定した里山林整備事業を活用して自治会長に申請していただき、地域での伐採をご検討いただければありがたいです。
さて、新しい年を迎えました。今年は特に農林業や商工業の担い手をしっかり増やしていく年にしたいと思います。昨年、農業の親元就農支援制度や林業事業体の担い手支援制度、自伐林家への資機材の支援制度、また商工業では、内子町はじめる・つなぐ商工活性化支援制度を作りました。これらの制度を使いながら産業の担い手を増やしていきます。また町内の人だけでは限りがありますので、内子町へ移住して産業を担っていただく人も増やしていきたいと思います。そのために魅力ある町をつくっていく必要があります。引き続き「稼ぐ力のあるまち」「住み続けられるまち」の実現に向けて取り組んでいきます。
今年が今まで以上に良い年になりますよう、精一杯まちづくりに取り組んでいきますので、ご支援・ご協力をお願いいたします。