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「町並みから村並み、そして山並みへ」をキャッチフレーズに掲げ、まちづくりを進める内子町。その山並みのシンボルとなっているのが小田深山です。
小田深山は雨乞山、笠取山、大川嶺など、四国山地の標高1,200~1,500m級の山々に囲まれています。また四季折々に美しい顔を見せる深い渓谷は、多様な生態系を育む、貴重な自然の宝庫です。
内子町が力を入れて取り組んでいる「せんの森プロジェクト」では、山が健康で豊かであれば川も海も健康で豊かになるとの考えのもと、小田深山を中心とした山の保全と活用を進めています。
せんの森の「せん」は、人と山が一体となった「仙」を語源としています。たくさんの人と山との関係をつくり、自然との共生を大切にしてほしいとの願いが込められています。内子町の山や自然のシンボルである「小田深山」を活動フィールドに、保全と活用の心をたくさんの皆さんと共有しながら、ブナの森の保全再生や、健康な森づくりをする人材育成などのテーマを掲げ、活動を続けています。