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内子町内の各自治会では「地域の夢や目標、地域づくりの方向性」を明らかにするために、地域の現状に合った個性ある「地域づくり計画書」を策定しています。計画の期間は10年間で、産業や環境、文化、教育、福祉、コミュニティ・ビジネスなど、内容は多岐にわたります。それぞれの地域の特色や個性を掘り起こしながら、課題を見つけ、みんなで実現する計画書になっています。また、地域づくり住民懇談会の実施は、自治会と行政の役割分担を再確認できる他、地域と行政の情報交換の場となっています。
地域づくり計画書の策定を支援するために、各自治会には2人の職員を配置しており、町との連携役、活動支援のアドバイザーの仕事を担っています。令和4年3月には、各自治会では次期の地域づくり計画書(令和4年度~令和13年度)を策定しました。地域の課題を洗い出し、歴史やこれまでの地域活動を顧みながら計画を見直し、新たな10年の活動が始まりました。
自治会は地域づくり計画実現のために、住民自らの創意工夫で主体的に取り組む地域づくり事業を行っています。町では補助金を交付することによって地域づくり活動の気運を高めるとともに活動の定着化、新規活動の掘り起こしなど、地域社会の魅力化・活性化に寄与することを目的として、地域づくり事業費補助金交付要綱を定めています。