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町並み・村並み・山並み、それぞれの内子固有の地域資源を生かす手法として、「内子ツーリズム」を推進しています。内子ツーリズムの魅力は、自然や文化が豊かな環境で余暇を過ごす「時間」と「空間」、そして関わる「人」にあります。内子町の日常を共有し、暮らすような旅を提案しています。
「地域資源を活用した都市とのパートナーシップによる地域づくり」を目的とする内子町のグリーンツーリズム。平成16年に設立したうちこグリーンツーリズム協会を母体に、交流や定住促進を目的とした、田舎体験や農家民宿を行っています。季節を感じる行事や地域の人たちとの語らい、各種体験を通して心身ともに内子町の時間と空間を楽しめます。平成30年には内子ツーリズム推進協議会を設立し、若者や家族向けの体験プログラムを企画・運営することで、さらなる交流人口の増加に向けて活動の幅を広げています。
内子町には歩くことを楽しむ環境がたくさんあります。歩くことで出会う人やモノ、新しい発見、気付く宝(地域資源)は、町の魅力そのものです。地元案内人が町の宝へいざない、来訪者と町の人を結ぶ「内子ねき歩き」。「ねき」とは内子町など西日本の方言で、「近く」「近場」のこと。内子町の魅力がぎゅっと詰まった「ねき」を歩くオリジナルな街歩きです。
内子ねき歩きでは、町並保存地区の伝統的で多彩な意匠を鑑賞しながら散策したり、屋根付き橋や水車などの農村風景を楽しみながら散策したり、小田地域に多い巨木をじっくりと鑑賞しながら巡ったりと、地域、季節、テーマを変えることで多種多様なまち歩きを体感できます。