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嶋太夫さん遺品受贈式の様子

ページID:0133215 更新日:2022年4月29日更新 印刷ページ表示

人形浄瑠璃文楽座八代 豊竹嶋太夫さん遺品受贈式

 令和4年4月23日土曜日、遺品を寄贈されたご遺族をはじめ関係者らが出席する内子座にて受贈式を行いました。松山市(旧北条市)出身で、令和2年8月20日に88歳で亡くなられた嶋太夫さんは、第1回内子座文楽公演から計14回の公演に出演され、「内子公演は楽しいよ」と周囲に話していたといいます。

 受贈式では、開式直前に嶋太夫さんの義太夫節を記録した音源が会場に流れ、生前の全身全霊で語る嶋太夫さんの姿を偲びながら遺品を紹介。「内子の町には特別な感情があった。多くの人に遺品を見ていただければ」とご遺族の思いが伝えられ、町から感謝状を、実行委員会から嶋太夫さん出演の版画ポスターなどの記念品が贈られました。

 寄贈された遺品は、内子座2階の展示室にて見学できます。ぜひ嶋太夫さんに会いにお越しください。以下、受贈式の様子を写真で紹介いたします。

遺族による遺品紹介

 

ご遺族より、嶋太夫さんの内子座文楽や愛媛への思い、そして遺品の紹介をされた場面  ▶

 

 

 
見台などの遺品
 
 
水面に月が浮かぶ粋なデザインで嶋太夫さんお気に入りの見台や直筆の床本、嶋太夫さんの手に合わせた形状で紋(六文銭)が施された湯飲みなど、寄贈された遺品は計8点 ▶
 
 
 
 
 
感謝状の贈呈
 
 
 
町と文楽とのご縁が深まる心温まるご厚意に深く感謝いたしますと、内子町長よりご遺族へ感謝状の贈呈 ▶
 
 
 
 
 
遺品閲覧の様子
 
 
 
受贈式後、舞台上の遺品をゆっくりと見学。嶋太夫との思い出話にも花が咲きました。▶