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令和8年8月 町長あいさつ

ページID:0013155 更新日:2026年8月17日更新 印刷ページ表示

8月のごあいさつ

令和8年8月3日

 8月に入り、連日猛暑が続いています。国内では40度を超える酷暑日を記録した場所もあります。皆さんも屋外で作業をする際は十分に注意してください。屋内でもエアコンをつけたり、こまめに水分補給をしたりして熱中症を防ぎましょう。

 このような暑い状況の中、7月28日に「令和8年熊本地震」が発生しました。被害は大きく、多くの方が亡くなりました。お悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様にお見舞い申し上げます。少しでも早く日常が戻ることを願っています。
 (内子町からは8月13~19日の間、職員2人を熊本県氷川町へ派遣。避難所運営支援に当たっています)

 さて7月18日から20日まで、内子フレッシュパークからりの設立30周年記念祭を行いました。元内子町長の河内紘一さんや稲本隆壽さん、出荷者協議会の皆さんなど関係者にご出席いただき節目を祝いました。また期間中には姉妹町村・宜野座村フェアを同時開催。お客様に楽しんでいただけたことと思います。
 内子フレッシュパークからりは平成8年に設立され、今では販売額が年間7億円を超えています。設立当時、自分が育てた農産物に自分で値段を付けて消費者に直接届けるというのは、全国的にも珍しい取り組みでした。農家の皆さんは内子町知的農村塾で先進地の取り組みを学び、国道56号沿いの空き地に産直実験施設『内の子市場』を開設して、消費者の反応や課題の洗い出しを実施。2年後には現在の場所で本格的にオープンしました。設立に関わった河内元町長は「国道に面しない施設に客が来るのかと、心配の声もたくさんいただいていた」と当時を振り返っていました。オープン後、利用者は毎年増えています。農産物を安心して購入してもらうため、栽培時の消毒などの履歴が分かるトレーサビリティシステムを導入。またエコうちこ認証制度により、農薬や化学肥料の使用量を一定以上削減したもの、もしくは不使用のものにシールで表示するなど、さまざまな取り組みで地場産品への信頼感を高めています。
 からりは農産物販売だけではなく、レストランやパン工房、燻製工房、カフェの展開、また農産物の生産・加工など業務範囲を広げてきました。農業の6次産業化を図るとともに、たくさんの人に施設を楽しんでいただけるよう努めています。からりがあることで、農家の所得増加や農産物を通した消費者との交流が生まれ、生産者の元気にもつながっています。取り組みが評価され、過去には農林水産大臣賞や内閣総理大臣賞を受賞しました。また全国にある道の駅約1,200カ所から6駅しか選ばれない「全国モデル道の駅」に選定されるなど好評です。内子町の魅力の一つとして、移住を考える動機付けにもなっているようです。
 30年経って課題も出てきました。設立に携わった人や農業の担い手の高齢化が進み、特に葉物野菜の確保が難しくなりつつあります。町内産の農作物販売へのこだわりは、設立からの一貫した姿勢です。農林業は内子町の基幹産業であり、農業で所得を上げていけるよう、町としても農業の元気を作る必要があると考えています。現在、資材や機械の購入補助、新規就農者への支援、就農希望者と農地をつなぐマッチングの取り組み、退職後の就農促進などを行っているところです。
 からりは出荷者約400人、従業員約70人と町内では大きな企業であり、無くてはならない存在です。「農林水産業を始めとする産業の発展に寄与し、地域の活性化に貢献する」「からりの元気は内子町の元気」の経営理念のもと、皆さんにより愛される施設になるよう取り組んでいきます。今後も応援をよろしくお願いします。


町長あいさつ(令和8年度)
町長あいさつ(令和2年度)
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