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町長室へようこそ

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年11月14日更新

11月5日 町長あいさつ

 今年の小田深山は、例年以上にきれいに紅葉しているそうです。昨日、おととい(11月3、4日)は600~700台の車が入山したという情報が入っています。また3、4日はそれぞれの地域で大きなイベントがありました。私も各会場を回りましたが、住民の皆さんが一生懸命、地域の資源を大切にしながら外に向かって発信していました。こうした事業を通じて地域の皆さんと触れ合い、地域のどこに課題があってどのように解決していけばいいのか、地域の皆さんと一緒に汗をかきながら知恵を出す、いい機会だったのではないかと思います。

 私は10月28日に開かれた「瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリング大会」に出場しました。70㌔のコースを自転車で走ったのですが、本当にバテバテになってしまいました。22カ国から約7,200人が参加しました。全体の約1割が外国人だったように思います。走りながら声を掛けてもらったり、沿道の皆さんから声援をいただいたり、地域のおいしい食べ物に舌鼓を打ったりと、楽しいサイクリング大会でした。70㌔という距離は本当に大変だったのですが、何か一つのことをやり遂げる達成感を味わうことができました。右を見ても左を見ても、瀬戸内海の美しい島々を眺めながら仲間と声を掛け合いながら走るということは本当に楽しかったです。車に乗って走るよりも自転車で走るとより景色を楽しむことができます。この地域はこんなところなのか、こんな魅力が埋まっているのかというのがよくわかります。内子町役場にも自転車クラブがあります。なかなか忙しくて走るようにはなりませんが、可能であれば年に1、2回は皆さんと一緒に走りに行きたいです。

 先日、愛媛県庁で知事と一緒に、企業誘致に関する記者会見を開きました。この度、論田地区に新たな工場建設を予定していただくことになったのは、東京都の有楽町に本社があり、内子町の立川地区と伊予市中山町に工場を、埼玉県川越市に技術開発のテクニカルセンターを持つ入江工研株式会社です。作っているものは金属ベローズ。※ベローズを日本語に訳すと「ふいご」と言います。昔、鍛冶屋さんが窯の中に風を吹き込むために使った道具のことです。真空を扱う分野では、一般に金属で製作した筒状のものにひだを設け、伸縮性・気密性・バネ性を持たせたものを「ベローズ」と呼んでいます。つまり、「ベローズ」=「伸縮管」です。(※入江工研株式会社HPより抜粋)入江工研の製品は高速鉄道に使われているほか、JAXA(宇宙航空研究開発機構)とESA(欧州宇宙機関)の共同プロジェクトとして打ち上げられた水星探査機の一部にも使われているそうです。今回の建設予定地である論田団地は、約3ヘクタール。その内の約1ヘクタールを使います。これから造成と建設工事を経て、2年後には50名の新規採用も予定されています。こんな小さな町で、宇宙に飛び出すロケット関連産業があるというのは感動です。今回の誘致に関して、産業振興課の職員も本当によく頑張ってくれました。長い時間をかけて、粘り強く交渉してくれたことが今回の誘致につながっています。そして、市町と連携してオール愛媛で取り組むのが知事の意向です。県と町が一体となって誘致活動をやってきた。そのことが成功に結び付いたと思っています。皆さんにも引き続き関心を持ってもらいたいと思います。

 さらにもう一つ、かねてから準備をしておりました内子バイオマス発電所が開設されました。年明けからの稼働を予定しています。内子町は面積の約8割が山林です。私たちの先輩やご先祖様は、一生懸命急傾斜地にスギ・ヒノキを植えてきました。まだまだ乱高下があると思いますが、今やっと価格が安定してきたのかなと思います。山が価値を持つということは、内子町にとっても大切なことです。切り捨てて放っておくのではなく、少しでもお金に変えていくことで経済的な価値を持たす、ペレットにして発電に変えていく新しい仕組みが、この町にできたのではないでしょうか。

 新しい町の動きが2点ありました。これからもそれぞれの課で、自分の担当する仕事で新しいことに挑戦してもらいたいと思います。