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内子ふるさとの味(郷土料理)
内子町では、内子町食生活改善推進協議会と協働で、郷土料理本を作成しました。その一部を掲載しますので、是非、ご活用ください。
たらいうどん (6人分)
たらいうどんの別名「腰抜けうどん」。”腰が抜けるほどの美味しさ” ”コシがない(抜けている)うどん”などが由来とか。
写真 | 材料 | 分量 |
---|---|---|
|
【A:麺】 | |
地粉(強力粉) | 1kg | |
食塩 |
30g |
|
水 | 500ml~ | |
打ち粉 |
適量 |
|
【B:つゆ】 | ||
大豆 | 1合 | |
干し椎茸 | 6~7枚 | |
煮干し | 10g | |
だし昆布 | 適量 | |
みりん | 150ml | |
薄口しょうゆ | 150ml | |
酒 |
150ml |
|
砂糖 | 70g | |
食塩 |
大さじ2 |
【麺の作り方】
(1)ボウルに強力粉・食塩・水を加えてよくこね、一塊になれば大きめのビニール袋に入れ、足でさらに踏む。
(2)まな板に打ち粉をし、(1)の記事を置き麵棒で伸ばす。
打ち粉を生地にまぶしながら折りたたみ、好みの太さに切る。
(3)たっぷりの湯に、切ったうどんを入れ茹でる。
【つゆの作り方】
(1)大豆は水につけて一晩おき柔らかく煮る。(煮汁は後で使うので捨てない!)
(2)煮干しは頭と腹わたを取り、だし昆布にキッチンバサミで切り込みを入れる。
(3)鍋に水700mlと、(2)・干し椎茸を入れ一晩おく。
(4)(3)を火にかけ、沸騰直前に昆布・干し椎茸をとる。
煮干しを入れたまま5分煮た後、ザルでこす。
(5)(4)のだし汁に(1)の煮汁を合わせ1リットルにする。(足りなければ水を足す)
(6)(5)に大豆と、薄切りにした干し椎茸を入れ大豆が柔らかくなるまでゆでる。
(7)(6)に、みりん・薄口しょうゆ・酒・砂糖・塩を入れ、ひと煮たちすれば椀に入れ、好みの薬味を入れ、うどんを付けながら食べる。
※つゆが濃いようなら好みの濃度に薄めましょう。
焼きサバ酢づけ (4人分)
内子町は川や山に囲まれた地域です。新鮮な海の魚は焼いて食べるのが主流でした。サバを串に刺して店頭で焼いているお店も多かったようです。
材料 | 分量 | |
---|---|---|
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きゅうり | 2本 |
わかめ(乾燥) | ひとつまみ | |
焼きサバ | 適量 | |
酢 | 大さじ3 | |
砂糖 |
大さじ2 |
作り方
(1)きゅうりは輪切りにし、塩もみをする。
しんなりすれば、水気を絞っておく。
(2)わかめは水で戻し、沸騰した湯の中に入れ、ザルにあげておく。
焼きサバは身をほぐしておく。
(3)ボウルに全部の材料と、調味料の酢と砂糖を入れ混ぜる。
【補足】サバの塩加減にもよりますが、醤油を少量入れてもおいしいです。
サバのにおいが気になる方は、生姜を足すといいです。
豆腐入りなます (5人分)
小田地区のお祭りやお祝い事のときに、家庭で作られていた料理です。今でも、普段から食べられている料理です。
材料 | 分量 | |
---|---|---|
![]() |
大根 |
150g |
人1/ |
1/4本 |
|
木綿豆腐 | 1/4丁 | |
すりごま | 大さじ1 | |
酢 |
大さじ3 |
|
砂糖 |
大さじ2 |
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塩 | 小さじ1/4 |
作り方
(1)大根・人参は皮を取りせん切りにする。
塩もみをし、しんなりすれば水気を絞っておく。
(2)木綿豆腐は水切りをし、すり鉢ですり、すりごま・酢・砂糖・塩を味を付ける。
(3)(2)のすり鉢に、(1)の大根と人参を入れ和える。
酢・砂糖・塩を加えて、木綿豆腐・すりごまも加え混ぜ合わせる。
【ポイント】・大根、人参、豆腐の水気をしっかり絞っておく。
・すりごまは粗くすりつぶしているものがおすすめです。風味や歯ざわり等のバランスが良い料理に出来上がります。