本文
絹本著色仏涅槃図(山口城亮筆)

名称 |
絹本著色仏涅槃図(けんぽんちゃくしょく ぶつねはんず) |
指定区分 | 内子町指定 |
種別 | 有形文化財(絵画) |
指定年月日 | 令和2年11月17日 |
数量 | 1幅 |
所有者 | 高昌寺 |
概要
文化7年(1810)2月に高昌寺に納められた涅槃図です。表装裏書によれば、文化4年(1807)12月14日に高昌寺が火災に見まわた際、旧図も焼失したため、新調したもののようです。制作者は京都の山口城亮で72歳の時の彩筆です。
鎌倉時代以降の定型に沿った涅槃図の優品であり、極めて丁寧な線描・彩色、嘆き悲しむ会衆の誰一人として同じ表情がない的確な描き分けは、美麗な彩色と相まって高い品格に満ち溢れています。
鎌倉時代以降の定型に沿った涅槃図の優品であり、極めて丁寧な線描・彩色、嘆き悲しむ会衆の誰一人として同じ表情がない的確な描き分けは、美麗な彩色と相まって高い品格に満ち溢れています。