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紙本著色神仏降臨曼荼羅図

更新日:2025年1月22日更新 ページID:0142289 印刷ページ表示
紙本著色神仏降臨曼荼羅図
名称 紙本著色神仏降臨曼荼羅図(しほんちゃくしょく しんぶつこうりんまんだらず)
指定区分 内子町指定
種別 有形文化財(絵画)
指定年月日

平成4年12月14日

数量 1幅
所在地 内子町平岡
所有者 個人所蔵

 

概要

 本資料は神仏習合の曼荼羅であり、中央に太陽神のシンボルとして3本足のカラスが配置されています。そのほかには、上段左から春日大明神、天照大明神、八幡大菩薩の三神、下段左から三面大黒、愛染明王、弁財天の三仏が描かれています。
 制作年代は室町期と考えられています。町指定文化財とする際の鑑定で、大和絵画家・小寺礼二氏は技法的に大和絵で描かれており、流派は土佐派ではないかとの推測をしています。また、構図は日本の国づくりと同一であるため、日本書紀や古事記の書物に題材を求め、それを絵として再現したものではないかとも述べています。
 個人所蔵の文化財であり、今も所有者によって保管がなされています。