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小田深山渓谷の施設整備方針について

更新日:2023年3月17日更新 ページID:0136419 印刷ページ表示

町民の皆さまへ

 令和4年3月18日に表明させていただきました「新深山荘建設」の白紙撤回に伴い、建設予定地としておりました場所(淵首の三叉路)につきましては、町民の皆さまや来訪者の方々の憩いの場として、施設整備を行う方針とさせていただき、本年度において、地域住民の皆さまや関係機関のご意見を伺いながら、今後の整備方針について検討を進めてまいりました。

 そのなかで、アウトドアでの体験ニーズの高まりを受け、特にキャンプ人口は一定の裾野を広げていることから、現在のキャンプ施設の拡充を中心とした施設整備について、積極的なご意見をいただきました。また、淵首の三叉路を中心とした下流の渓谷エリアを含め、来訪者が渓谷の自然美のなかで癒される空間づくりを一体的に行うための基本計画が必要とのご意見もいただいております。

 令和5年度当初予算においては、こうした施設整備の基本計画策定に係る予算とともに、新深山荘建設を中止したことに伴い、国からの交付金を返還するための予算として、令和元年度に実施した「新深山荘新築工事設計委託業務」の事業費28,600千円の2分の1に当たります14,300千円について上程させていただき、本日閉会した3月議会において議決をいただいたところでございます。

 計画中止により実施設計を活かせなかったことにつきましては、大変重大なことと受け止めており、町民の皆さまに深くお詫び申し上げます。新型コロナウイルス感染症拡大を契機として、価値観の多様化や、観光施設に求められるニーズに柔軟に対応していくため、町長として計画中止の判断をさせていただきましたことにご理解をいただきたく存じます。

 今後、淵首の三叉路の活用につきましては、開放感のある癒し空間の基地機能を持たせた、ビジターセンターやカフェ、キャンプ場などを想定したアウトドア施設としての整備を行う方針とさせていただきたく、住民の皆さまのご意見を伺いながら、検討を進めたいと考えておりますので、ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。

令和5年3月17日
内子町長 小野植 正久