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令和2年8月 町長あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年8月17日更新

8月のごあいさつ

 ミンミンゼミが鳴くと夏の暑さが体に染み入るようです。朝、窓を開けると早くもミンミンと鳴いています。

 連日、コロナのニュースをテレビで見ますが、この問題が終息するにはまだ時間がかかりそうです。あるところでは、コロナ禍前の経済状態に戻るのは2023年ごろではないかといわれていました。国や県、町も試行錯誤しながら様々な支援策を講じていますが、暫定的なものでいつまでも持続できるわけではありません。このままでは今までと同じ仕事を続けていくことが難しい業種もあると思います。少し言い過ぎかもしれませんが、業種転換をしなければならないところが出てくるかもしれません。どうしたら生活を成り立たせていくことができるか、行政はどう支援をしていくのか、未来を見据えて考えておかなければなりません。世界各地で薬の開発が進められていますが、薬ができても私たちがすぐに使えることにならないかもしれません。長期戦になると思うので、行政として何をしないといけないのか日々考えていきたいです。

 先日、町の総合計画の後期計画が完成して、概要版を町民の皆さんに配布します。この計画はコロナが発生する前に作成していました。もちろんこれに沿って進めていきますが、現在の状況を鑑みると視点や考え方を変えて柔軟に対応していく必要があるかもしれません。町民の皆さんとの対話の中で、この計画をさらに磨きあげていく努力が私たちには課せられていると思います。

 コロナ禍の一方で、熊本を中心に大規模な災害が起こりました。テレビなどで報道されていますが、ボランティアを県外からは受け入れられないなど色々な制約の中で大変な思いをされています。私は理解できていなかったのですが、浸水などにより自分の家に物が流れてきた場合、敷地内に残った物などの除去は自分たちで行うのが原則だそうです。こういう災害が起こったときのために、内子町では一億円の基金を持っており、いざという時にはこの基金を活用して対応しなければなりません。以前に川の水が堤防を越流して、大瀬の本町が浸かる大水害が起こったことがありました。その後、片付けの時に濡れた畳や家財道具などたくさんの物が道路に出されたため、一気に除去する対応をした経験があります。コロナの問題もありますが、防災、災害対応も頭から離すわけにはいきません。平成の大合併を経て、職員の数が減りました。合併前ならば行政単位が小さいので、どこの地域が崩れたとか、あの地域の人はどうなっているかなど、情報が掴みやすく、目が行き届いていたように思います。合併後は町が広くなって職員の数が少なくなったので、こまごました情報がなかなか対策本部伝わってこないという現状があります。情報を伝達したり、交換したりしやすいように今ある仕組みを見直したり、新たに考えたりして改善していきたいです。コロナの問題も私は災害だと思っています。この災害の中で、住民の皆さんの幸せと命を守っていかなければならなりません。しかし、行政職員だけで対応できることでは決してありません。住民の皆さんと協力してこの事態を乗り越えていきたいです。これから台風が発生する時期になります。お互いに気を引き締めて頑張っていきましょう。

令和2年8月3日