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令和2年6月 町長あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年6月18日更新

6月のごあいさつ

 早いものでもう6月です。コロナ禍の状況でも変わらず季節はめぐり、山方ではもう田植えが終わったところもあります。毎年季節に応じてやるべき作業は変わらないというのは尊いものだと感じています。

 連日のようにコロナの情報が飛び回っていますが、内子町でも大きな影響が出ています。現在実施している利子補給制度の融資額がもう10億円を超えました。最初は観光や飲食に関わる町内の企業や事業主が多かったのですが、それ以外の産業にまで影響が広がり、膨大な融資額になっています。また3月から8月にかけて、町内の大きなイベント等が中止や延期になっています。いかざき大凧合戦や文楽などのイベントを例年通り実施すれば、8万7,000人ほどの人が内子に来てくださる予定でした。1人あたり1,000円ずつ使ったとすると、8,700万円ものお金がこの地域に落ちなくなっています。それから宿泊関係が非常に厳しい状況で、前年の売り上げと比較すると6割強も落ちています。小田深山に新しい宿泊施設「新深山荘」の建設を予定していましたが、コロナ禍のためこの計画を凍結することとしました。以前に老朽化のため取り壊しを行っていましたが、もう一度、多くの人が訪れるにぎやかな場所にしようと計画していました。しかし、観光業界が大きな打撃を受けている状況で新深山荘を建設しても、お客さんが来てくれるか不安があります。収束したときに今までと同じように戻るのか、全く違う観光の形態となるのか、現段階では読めません。今後の動向がどうなっていくかを見定めるのに少し時間がかかるため建設凍結としました。これについては6月の定例議会で話をしたいと思っています。

 6月補正予算では、さまざまな支援や費用を予算化しています。マスクや非接触型体温計の購入費など、医療介護従事者の皆さんが安心して働けるように必要なものは購入しないといけません。それにしても、国民一人当たりに10万円ずつ給付をするという事態は異常です。このような状況で今までやってきたパターンは通用しないのではないでしょうか。新たに考え方も仕組みもリセットしないといけないと思うのです。韓国は国に申請したら、給付金が2分で自分の口座に振り込まれるそうです。それと比べると日本はスピード感がないです。これに限らず、国は今までの対応を見直し、今後第2波、第3波が起こった場合に備えるべきです。早期に感染者を発見する仕組みや治療をしていく医療体制など、今のうちに整えておくことが大切です。安心感が無いと国民生活や経済活動は動きません。

 先日、知事の記者会見より、コロナ対策に関する方針が発表されました。6月18日までは感染縮小期への移行期間となります。少し落ち着いてきたため、いろいろな規制が緩和され始めています。再開されたばかりの学校が気になり、現場の様子をのぞいてみました。教室の机も離れていて、給食のときにも距離をとって3密を防止する対策をしていました。ただ休憩時間は友達同士で遊んだりするため、距離をとるのが難しいようです。先生たちは注意をするけれどもやむを得ないところはあると話をしていました。

 これからも「マスクをする」「手洗いをする」「3密を防ぐ」は続けていかなければならないでしょう。この状況でどう生活していくか、経済を組み立てていくのか、新しい価値を見出していくのか。これからみんなが知恵をだして考えていかなければいけない時代となったように思います。

令和2年6月1日