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令和元年12月 町長あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年12月24日更新

12月のごあいさつ

 12月1日、町内全域で防災訓練が行われました。役場でも訓練を行い、休日にも関わらず職員の皆さんにも参加していただきました。今回の防災訓練では、本庁の災害対策本部を内子分庁に移動させるという内容でした。西日本豪雨の際、あと1時間か2時間雨が降り続いていたら、本庁は浸かっていたかもしれません。あのとき、小田川の水位が増していくにつれて、「知清橋を通行止めにしなければ、危険だろう」と考えていました。そこで国土交通省や警察、消防と相談をして、知清橋を封鎖しました。そこで問題になるのが、誰が交通整理をするのかということです。当時、大洲市と西予市では甚大な被害が発生していました。警察署はそちらの対応に集中せざるを得ない状況。交通整理にあたったのは、消防署員の皆さんです。冷静に考えてみれば、知清橋を封鎖するということは、先に災害対策本部を内子分庁に移動させた上で判断するべきでした。本庁が浸かれば分庁が災害対策本部になるということは、地域防災計画の中で位置付けられています。本庁から分庁へ移動するには知清橋か豊秋橋、もしくはさらに下のあけぼの橋を渡るしかありません。やはり、災害対策本部を移動させるタイミング、判断というのは非常に大事になると思います。同時に、本庁にはたくさんの公用車や皆さんの私用車があります。庁舎1階には建設デザイン課と環境政策室があり、重要な書類も保管されています。それらを誰が、どこへ移動させるのか、駐車スペースは確保できるのかと、事前に想定しておく必要があります。先日の訓練で気付いたことがあれば、ぜひ総務課危機管理班へ意見をお寄せください。東京の直下型地震は、30年以内に70%の確率で発生するそうです。明日起こってもおかしくありませんし、今起こってもおかしくありません。日頃からアンテナを張って、危機に対する備えをしましょう。

 今年度予定されている地域づくり懇談会が、一通り終わりました。懇談会でも、防災に関する話がたくさん出ました。「大雨の際にどこへ避難すればいいのか」「避難所にしている施設は、本当に安全なのか」と、さまざまな意見を出していただきました。また、自治会によって危機管理に温度差があるのも感じます。避難所が危険な場合の代替案を地域住民で話し合っている自治会もあれば、「『身の安全を守る行動を取ってください』と言われても何をすればいいのか分からない」という自治会もあります。地域によっては、「一人暮らしのお年寄りが大変なときは、息子や孫へ連絡してあげないといけない」「そのために、自主防災組織の役員だけでも携帯電話の番号を把握しておこう」とリストを作っている事例もあります。避難所が必ずしも安全だということはありません。レッドゾーンに位置しているところが、大半なんです。「地震では大丈夫でも、大雨の際は危険だから行かない方がいい」という判断もあります。それは地域住民の皆さんにも考えていただきたいですが、われわれからの意識づけも必要です。

 さて、早いもので12月です。今月は議会がある他、年末の地域行事もたくさん予定されていることと思います。職員の皆さんも顔を出し、共に汗をかいてください。やり残しの内容に、全力を出し切って仕事納めを迎えてください。