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令和元年5月 町長あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年5月17日更新

5月のごあいさつ

 皆さん、おはようございます。連休が終わりましたが、皆さんはどのように過ごしましたか。地域の行事などで、なかなか休めなかった人もいるのではないでしょうか。

 5月5日には「いかざき大凧合戦」がありました。たくさんの人の協力に、心からお礼を申し上げます。私は地域の敬老会に招いていただいたり、南山自治会の山菜祭りに参加させていただいたりと、可能な限り足を運びました。

 最近、地域の皆さんの活動が変わり始めたという印象を受けたことがありました。それは、棚田の自然浴ツアーもそうですが、北表地区の人たちだけではなかなか棚田を維持し、さらに発展させていくことが困難な時代になってます。一生懸命作った米をどのように外に売っていくのか。あの棚田米の価値をどのように高め、買っていただけるようにしていくのか。棚田を応援する町内外の皆さんの中に、若い人が目立ち始めたように思います。田んぼの中に入ってですね、鍬を引く牛の役をしていただきました。若い女性が何名かいらっしゃいました。地域の歴史や伝統、文化をしっかりと守る高齢者の皆さんと、そしてそれを支えていこうとする若い力が、うまくマッチングした事業に大きく発展しつつあるという印象を受けました。それは南山の山菜祭りもそうでした。ちょうどタイミング良く南山自治会館が新築落成となったということで、地域の皆さんも勢いがついたように感じました。小さな集落ですが、家の周りにある豊かな山菜を材料に、地域内外の人たちに提供していく。そして美しい新緑の景色です。ゆっくりとした時間の流れを味わえる雰囲気が、年々加速しています。あの日の南山には、地域の出身者や関わり合いのある地域外の皆さんが大勢集まっていました。餅つきを手伝ったり、天ぷら揚げを手伝ったりと、子どもも一緒になって手伝っていて、本当に最高のおもてなしでした。

 各地域は少子高齢化の中で、これまでの地域の仕組みを維持していくのが困難になっています。それは歪めない事実ですが、いやいや、そうじゃない。これを逆手にとって、どのように反転攻勢に打って出るか。まさにこれからが知恵の出しどころじゃないかと思います。その例が、泉谷の棚田の動きであったり、南山の動きであったり、石畳地区の動きだったりするのではないでしょうか。

 過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)が2年後に失効します。過疎法は過疎対策事業債(過疎債)を受ける法的根拠です。内子町にとっても過疎債は大事な財源ですが、この法律が失効するということです。今までは人口減対策をどうするかというのが、過疎法の核でした。全国規模で人口が減少してる中で、新たな理屈、理論構成が必要なのでしょう。法律そのものは形を変えても、財源確保の裏付けとなる新たな法律が制定されるのではないかと思います。どのような内容になるのか、私たちも注視しなければなりません。これから時代が大きく変わります。しっかり見通していきたいというふうに思います。

 さて、令和という新しい時代がスタートいたしました。皆さんはどのように受け止めましたか。安倍首相は、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている。厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、令和に決定した」という談話を発表されました。私個人としては、令和という響きはなんて素晴らしく、いい元号だろうと思いました。平成は災害が多い時代でした。地震や豪雨災害など、多くの命が失われました。令和の時代は平和で豊かな国になるように、一人一人が地域づくり、国づくりに協力していかなければなりません。職員の皆さんも気持ちを新たに、地域づくりやまちづくりに励んでいただきたいと思います。