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平成31年2月 町長あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年2月8日更新

2月のごあいさつ

 早いもので2月になりました。今朝(2/1)は寒かったですね。自宅の窓から外を眺めますと、標高約250㍍以上は白くなっていました。おそらく小田深山、ソルファオダスキーゲレンデは真っ白ではないかと想像できます。

 昨日、31年度の当初予算と30年度の補正予算の審査が終わりました。財政係と協議をした結果、各課からの要望をほぼそのまま認めた形となっています。気が付いた点を申しますと、内子町の財政状況を考えたときに、合併当初は160億円ほどだった起債額が、80億円ほどに減ってきました。財政状況は良いと言えますが、今後のことを考えるととんでもない額が必要になってきます。水道や橋などインフラの維持管理に多額の費用が掛かってきます。一般財源だけで対応するのは無理があります。大きな事業の際は、国の補助金を活用することを考えてください。国の補助金を活用するということは、計画策定からその事業に幅広く向き合う必要があります。2~3年前から準備して国交省や農水省、環境省などと折衝して作り上げるものです。大変な作業ではありますが、かつての内子町はそういった努力をしてきました。少しでも国の補助金を活用しようという気構えでやってきた過去があります。その姿勢を引き継いでいただきたいと思います。自分の仕事の系列だけを見るのではなく、産業分野であっても国交省や環境省などの補助制度を注意深く探してください。そういった努力をしてもらいたい。それは職員の皆さんの主体的な力をつけることにつながります。町長の任期は4年間です。何かあれば責任を取る立場でもあります。皆さんは特別なことがなければ、定年まで頑張ることができます。町の将来に責任を持つことを肝に銘じて、これからも仕事に励んでください。

 全国的に人口減少、少子高齢化が問題になっています。世界のGDP(国内総生産)を見ますと、上からアメリカ、中国、日本、ドイツ、イギリス……。GDPは生産性×人口ですから、人口が多い国の経済規模が大きくなりがちです。しかし、一人当たりのGDPで考えてみると日本は25位。一人当たりの生産性は低いと言えます。国土の狭い日本で、生産性を向上させるために何が必要か。それは、どれだけ価値のあるものを外に向かって出していけるか、量を確保できるか、それに尽きると思います。歴史や伝統、芸術、文化のある町の価値を上げると、そこで作られた農産物の価値も上がります。磨き抜かれた農村景観をつくる、町全体の価値を上げていく、それしかありません。一つ一つの食べ物、桜、コスモス、美しい小田川の景観――。これらを大切にしながら、町を磨く。そのためには知恵が必要です。内子町よりも先進的に取り組んでいる自治体は全国、世界にたくさんあります。そういったところから学ぶことが大切です。どうぞ、職員の皆さんもいろいろな場所に出掛けてください。ここぞという町を見つけたら交流を重ねて、内子町の町づくりに力を貸していただけるネットワークづくりをしてください。内子町は自治会制度を導入する際に、宮崎県綾町から学びました。何年も何年も綾町を訪れました。その他照葉の森づくりなども含めて、宮崎県から徹底的に学びました。そういった一途さも時には大切です。

 桜のシーズンが近づいてきました。地域の皆さんと一緒に汗をかいて、にぎわいの場を作ってもらいたいと思います。皆さんの頑張りに期待しています。