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平成30年8月 町長あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年8月13日更新

8月のごあいさつ

 今年の2月は大雪になりました。寒さも半端ではなく、水道管もあちらこちらで破裂しました。5月になると一気に夏が訪れました。そして7月には大豪雨です。あの「平成30年7月豪雨」では全職員で対応に当たり、消防団員も約500名出動していただきました。自治会や地域の皆さんたちも含めると、約1000人が7月5~7日に頑張っていただいたのではないかと思います。職員の皆さんも不眠不休でよく頑張ってくれました。皆さまにお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 大きな被害が発生しましたが、内子町では人的被害はありませんでした。まだまだ被害額は増えると予想されますが、現在のところ公共土木、農林土木、町単独災害、中学校の雨漏り等で約14億円の被害額となっています。先日、(株)内子フレッシュパークからりの役員と話をしました。大洲市八多喜にあるJAの食肉センターが水没して完全に使えなくなっており、稼働を停止しています。愛媛県内の牛や豚を加工する施設です。そのため、内子町大瀬の養豚団地の豚が出荷できていません。豚にストレスが溜まっている状態だそうです。この豚はからりのソーセージに使われていますが、現在生産が難しい状況になっています。さらに、JR四国による豪華列車「伊予灘物語」も停止しています。ここにも、からりのレストランがランチを提供していますが、これもストップしています。そして道後温泉も数千人規模で観光客の足取りが鈍っているようです。その影響も重なって、からりの来客数も落ち込んでいるとのことです。このように、今回の豪雨はさまざまなところに影響を与えています。日雨量が319㍉、時間雨量は53㍉という大変な大雨となりました。職員の皆さんも大洲市を支援するため、り災証明やごみ集積場の交通整理、浸水した家屋の消毒、健康相談などそれぞれの分野で頑張っていただいておりますこと、重ねてお礼申し上げます。先日は大洲市長からもお礼の言葉をいただきました。本県選出の国会議員の皆さんや国土交通省にも、今回の被害の説明をしながら、財政的な支援について西予市長、大洲市長とともに要請しました。「応援するから、頑張ってほしい」という言葉もいただきました。実際に現場が復旧・復興するには、特に大洲市や西予市についてはまだまだ時間が掛かかると思います。国土交通大臣が来られた際にも、ダムの放流に関して意見を申し上げました。やはりあれだけの量を放流するということは、下流域はどんな状況になるのか当然予想されていたと思いますが、それをどのように周知してきたのかという点については別問題であろうと思います。今回のことから見直しを行い、次の災害に備えることが大切だと思いました。

 7月の月初め式で、梅雨前線の終わりころには大雨が降るという話をしました。平成16年には内子町で大雨の被害があったと話しましたが、それ以来の大きな災害になりました。今回も災害対策本部を設置してさまざまな意見を出し合いましたが、「避難所はもっとこうすれば良かった……」「中の連携はもっとこうすれば良かった……」という思いが、職員の皆様にもあると思います。そういった意見を共通認識として整理していかなければなりません。そして次の災害に備えることが大切です。大洲市も西予市も、災害で発生したごみの処理の問題を抱えています。そして社会福祉協議会を中心にボランティアの受入も行っていますが、もしも内子町が同じ状況になったらどのように対処するのか、しっかりと点検して、次の災害に備えなければなりません。そして小田川やその他の小河川の河床がかなり上がっているというのも問題です。被害のあった大久保地区や鵜川地区を見てきましたが、河床がかなり上がっていると感じました。普通の雨でも、家の裏が危険な状況になるのではないかと感じました。これまでにも愛媛県に河床掘削の重要性は伝えてきましたが、なかなか思うようには進んでいません。場合によっては、ピンポイントに町でも何かしらの対応をしなければならないかもしれません。

 何よりも命が一番大切です。繰り返しになりますが、それぞれの部署や災害対策本部で今回の災害についての点検をしてください。9月議会では災害関係の予算案を提出して、審議していただくことになると思います。急がなくてはならない案件については、専決処分をさせていただきました。これらについても、議会に報告して承認していただかなくてはなりません。

 8月はとても暑く、忙しくなると思います。どうぞ体調に気をつけて、頑張ってください。