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平成30年2月 町長あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年2月5日更新

2月のごあいさつ

 今朝は雪になりました。それにしても、今年は良く雪が降ります。春が遠く感じますが、椿まつりが終われば木の芽も出始めるのではないでしょうか。

 さて、内子町が独自に取り組む環境マネジメントシステム「うちエコ」の優良部署表彰を行いました。今年度は立川幼稚園、小田小学校、内子東自治センターの3部署が優良部署に選定されました。監査員からご指摘を受けた部署もあると思います。平成30年度は改善できることは改善し、伸び代のある取り組みができるよう努めてください。

 今回職員の皆さんにお話する内容は「人手不足による問題」です。今朝、テレビでもこの問題を取り上げていました。人手不足で建設会社や運送会社などが倒産を余儀なくされ、有望な人材を獲得するヘッドハンティングも難しくなっているようです。先日、東京出張の際に、豊島区長さんたちと意見交換をさせていただく機会がありました。豊島区は今年の成人式出席者が約3,000人で、その内の約1,000人が外国人だったそうです。学校現場においても言葉の問題があるようです。東京や大阪に行きますと、コンビニの店員さんに外国人が非常に多い気がします。日本の労働市場を見てみると、正社員の有効求人倍率は1を超えており、株価も2万3,000円を超えています。好調な経済状況といえるのではないでしょうか。町内の中小企業や農家の皆さんの話や経済指標からも経済状況は悪くない。むしろいい状況です。大洲職業安定所の求人指標を見ても1を超えています。仕事さえ選ばなければ仕事はあると思いますが、仕事の選択肢、幅が狭いので選びにくいというのが現状でしょう。しかし、仕事はやってみないと分かりません。選択して、粘り強く頑張る姿勢も一方では必要かもしれません。

 2015年~2025年の間に、15歳~64歳までの生産年齢層が250万人ほど減少するといわれています。これをどのようにして補っていくのか、もう一度シニア層に活躍してもらうのか、女性の社会進出を加速させるのか、いずれにしても限界があるようです。2025年には団塊の世代が後期高齢者層に入ります。今の日本の経済状態をどうやって維持していくのか、もしくは右肩上がりにするのかと考えなければなりません。一つはAI(人工知能)の活用があります。工場の中で、あるいは日常生活でAIを使い切る仕組みづくりや開発を行い、大きなマーケットであるアジア諸国に進出していくことが考えられます。しかし、それでは日本国内の空洞化を招く恐れもあります。もう一つは親日的な国の人たちに日本に来てもらい、担い手になってもらうことです。要するに移民策です。アメリカもそうですが、メキシコから多くの移民を受け入れ、アメリカの農業をはじめとしてさまざまな産業の担い手としました。ヨーロッパもそうです。東ヨーロッパやアフリカから産業の担い手を確保してきました。日本もこれからは、国境を飛び越えて担い手を確保する時代になると思います。そういったことを真剣に考えなければなりません。現在は外国人を受け入れても、3年で帰国する技能実習制度を適用しています。もうそのような時代ではありません。上海では、日本よりもいい条件でフィリピン人が働いています。まさに、外国人担い手の争奪戦が始まっているのです。日本でもさまざまな分野で移民策、定住策を考えなければならないでしょう。福祉や教育、医療、言葉の問題はありますが、整備をして質の高い人材を日本に受け入れる必要があります。その町だけでなく、世界で活躍できる人材を受け入れることを本気で考える時代になっています。内子で何ができるのか、どんなことが考えられるのか、すぐに答えは出ませんが、時代は変わったというのは確かなことだと思います。皆さんもその様な問題を考えながら、仕事に励んでください。