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平成29年8月 町長あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年8月18日更新

8月のごあいさつ

 私は大瀬の山奥に住んでいますので、これまでエアコンを使わなくても過ごせていました。しかし、今年はエアコンを使わないと耐えられない暑さです。夜になっても、あまり気温が下がりません。人間だけでなく、作物の生育に影響が出るのではないかと心配です。私の周りでは、柿やブドウを作っている農家がいます。このままでは、水をやらなければならない状況になるのではないかと思います。

 7月31日は雨が降りました。それも半端な雨ではありませんでした。皆さんもご存じですが、獅子越峠で1時間に101mmの雨量でした。今朝も小田川が濁り、増水していました。対策本部を立ち上げまして、小田地区と大瀬南部の住民に対して避難勧告をしました。大きな被害もなく、すぐに解除することができました。対策本部に集まった皆さん、それぞれの部署で待機していただいた皆さん、自治会の皆さん、区の代表者の皆さんにお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。これからもこのようなことは頻繁に起きることが想定されます。珍しいことではありません。私たちは気を引き締めて、いつ、何があっても対応できるように準備をしておかなければなりません。

 さて、私は7月18日から21日まで東京に出張しました。財務省や国交省に対する予算確保の陳情のためです。内子町に関係しているのは、国道379号線と380号線です。379号線は今年の3月に全線開通しましたが、380号線についてはまだまだです。実際に通ると分かりますが、真弓トンネルの手前は線形が悪く急峻です。小田の皆さんがトラックに荷物を積んで久万へ行き、または久万から小田へ帰ります。非常に狭く、冬は凍結します。国道380号線は大切な幹線道路です。真弓トンネルの久万側は整備されていますが、小田側は改良が必要な状況です。センターラインのある2車線道路でなくとも、せめて1.5車線として、部分的な改良が急がれる。そのような陳情をしてきました。もう一つは国道33号線です。これには高知県も関わります。共に早く取り組む必要があります。雨による災害が多い路線ですが、瀬戸内海と太平洋を結ぶ大切な幹線です。早期の改良をしたいと、高知の皆さんと共に陳情をさせていただきました。建設デザイン課長をはじめ、担当職員にも同行していただきました。

 高速道路4車線化の問題もあります。内子五十崎インターチェンジを含む大洲インターチェンジから伊予インターチェンジまで、交通事故が多く発生しています。しかも対面道路です。制限速度70㎞の対面道路で利用料金を取るのはいかがなものかと個人的には思いますが、それにしても事故が多いと思います。一刻も早く、片側2車線になるように改良しなければならない。大洲市長や西予市長、伊予市長と共に陳情いたしました。高松整備局にも、山本議長と共に訪問しました。NEXCO(ネクスコ)は、「まず伊予市から早急に取りかかる」ということでした。もちろん、取りかかってくれることはいいのですが、伊予市から内子に来るまで、時間が掛かります。事故が多い箇所や、帰省ラッシュ時の渋滞が発生しやすい箇所は分かっているはずですので、ピンポイントで拡幅、2車線化をしていく方法もあるのではないかと思います。現状では、事故が発生すると全面的にストップします。冬場も積雪があれば、全面的にストップになります。そういったとき、全く高速道路の機能を果たさなくなります。一刻も早い改良が望まれます。

 大洲市長、西予市長とは、肱川流域の開発促進協議会としても共に陳情しました。ダムの問題と同時に、肱川の河川改良、改修の問題があります。平成16、17年に内子町が集中豪雨に見舞われました。大瀬の本町一丁目、二丁目、三丁目に避難指示を出し、国道379号線は水に浸かりました。五百木も浸かり、私も役場の対策本部へ行くのに、どこまでが道路か分からないような道路を、車で駆けつけました。大洲市もあの当時は、記念病院のあたりが湖のようになりました。大洲警察署も避難しました。救急では、大洲市の病院へ搬送することがありますが、救急車が病院へ行けない事態が発生します。正に命に関わることです。ですから、これに関しても一刻も早い改良をお願いしました。

 財務省と国交省では、1回で40人から50人の皆さんに陳情し、国会議員にもお願いして回ります。東京の皆さんは「地方は道路や飲み水など、インフラ整備のことをどうしてこれほど言うのだろう」と思うのかもしれません。しかし、道路の問題一つにしても、仮に救急車が対向車と出会ったとき、どちらが下がって離合するのか判断に迷います。山間部では、水道の整備が進んでいない地域があります。ときに泥水が出ることや、水量を気にしながら生活する住民の皆さんがいます。水が濁れば、知清の水源地に水をくみに通わなければなりません。そういった問題を、都会に住む人たちは十分に理解していないのではないかと思います。日本の均衡ある発展において、国土全体のバランスをどのように取っていくのかを考えたときに、もっと地方に目を向けなければならない。自分たちの町のインフラをしっかりと整備することがまだまだ必要です。その様な地域が日本にはたくさん存在するということを、役人の皆さんや国会議員の皆さんに十分説明しなければならないと、痛感しています。皆さんそれぞれの仕事を通して、県や国に対し、ぜひそういった姿勢で向き合っていただきたいと思います。今の制度の中で、改善した方がよいことに関しては、どんどん進言してください。現場を分かっているのは皆さんです。現場目線でしっかり発信してほしいと思います。

 暑い日々が続きます。忙しいとは思いますが、夏休み期間でもありますので、自身の体調管理と家族サービスをして仕事に臨んでください。8月もどうぞよろしくお願いします。