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平成29年5月 町長あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年4月11日更新

5月のごあいさつ

 

 皆さん、おはようございます。

 爽やかな5月になりました。俳句で言えば「山笑う」という季語が似合います。本当にいい季節です。山間部では田植えが始まっているところもあります。ツバメも飛んできました。季節の巡りは本当に早いと感じます。

 5月1日に臨時議会があり、議長を含めた人事が決まりました。議長には山本徹議員が就任されることとなりました。さまざまな事でタッグを組んで、よりよいまちづくりのために互いが協力できればと思います。

 4月29日に小田の南山地区で「山菜祭り」がありました。臼杵地区や程内地区では敬老会があったり、老人会の総会があったりと、私も顔出ししかできませんでしたが、皆さんとつながりをつくらせていただきました。特に印象に残ったのは南山でございます。山菜祭りは今年で3回目ですが、南山というけっして大きくない集落で、地域の皆さんが総力をあげて何日も前から準備をされていました。木の芽の天ぷら、餅つき、小田うどん、イノシシ肉の丼など、山の幸がたくさん出ていました。特に感銘を受けたのは、自治会長が「長い歴史や伝統を一人一人が地域を愛する気持ちで持続させてきた。この南山は今、住んでいる人たちだけのものではなく、地域から出た多くの皆さんにとっても心のふるさとである。私たちの代でこれを絶やすわけにはいかない。可能な限り自分たちでできることをやって、次の時代、また次の時代に残したい」とあいさつをされました。本当に感動しました。先ほども申しましたが、小さな集落にも関わらず、自分たちでできることを一生懸命にやっておられる。地域外の人たちをおもてなしするにはどうしたらいいのかと、今手にできる資源を最大限に生かそうとしている。自分たちができることをやろうとしておられる。これは素晴らしいと思いました。

 ご承知のように、農山村は全国的に人手が足りません。私は持論として、日本の農山村は美しくなければならないと思っています。それは景観だけでなく、人々の心もそうです。特に、これからも美しさを持続させるために人手が必要です。人の手が入らないと、耕作放棄地が増えたり、水路が維持できなかったり、生産活動そのものが維持できなくなります。そういう状況がじわじわと起きています。農山村でどのような新しい仕組みを作っていくのか、いよいよ正念場です。これまでのシステムを少しずつ変えていくことも必要かもしれません。それとも、変えることなく、これはこれでやれるんだという仕組みも必要かも知れません。いつも言っていますが、課題は現場にあります。そして未来も現場にあります。地域の人たちと膝を交えて未来を見つめていく、今私たちに何ができるのか、何をしなければならないのか、未来の姿を見定めながら共に汗をかく、現場からスタートさせるという気持ちを持って頑張っていきましょう。