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平成28年10月 町長あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年10月4日更新

10月のごあいさつ

 

 10月2日、山本環境大臣のご就任をお祝いする会が宇和島でありました。約1000人の皆さんがお集まりになりまして、盛大に開催されました。山本公一さん、塩崎恭久さん、2人の大臣が愛媛から出ておられるということで、私としましても、日本の発展のために思いっきりその力を発揮してほしいなという期待でいっぱいでございます。

 今、日本が抱えている問題の1つに人口減少があります。ジェットコースターに例えるなら、頂上から先頭車両がガクッと下がっている状態です。これから一気に下がっていくと思われます。もう1つは高齢化率が非常に高いということ。3つ目は、1,040兆円を超える大きな借金を抱えているという問題があります。これだけの借金を抱えていたら、EUだと仲間に入れてもらえません。これらの問題を一つ一つ見たときに、よほどしっかりとした対策をしないと日本は大変なことになると、私なりに思います。日本は1964年の東京オリンピックの頃が人口ボーナスのピークでした。それからだんだんと人口オーナスに入って、最前線で働く人たちが少なくなりました。最前線で働く人たちは消費もたくさんする層なので、それも減っていったという状況です。本を読んでいて、千年くらい続いたヴェネチアがなぜ滅んだのかということを考えていました。そこにはやはり人口減少という要因がありました。その他、国防を外国に頼った、自給率を下げていった、などいろいろな要因があります。日本に置き換えて、この国は本当に大丈夫なのかということを、私たちは真剣に考えなければならないと思います。

 10月1日はドイツフェスタを行って、本当にたくさんの人に来ていただきました。毎年、参加している人が増えているのではないかと思います。ローテンブルク市と内子町は、もう30年くらい前から交流があります。私たちがやっていることを、ローテンブルク市の皆さんも、遠いところから喜んでくださっていると思います。ドイツは移民対策について、EUの中で先頭を切って取り組んでいます。労働力の確保という面もあると思いますが、何百万人の移民を受け入れています。今年の6月に伊勢志摩サミットがあり、ドイツのメルケル首相も来日されました。私は大阪の領事館・東京の大使館を通して、メルケル首相に内子町に来てもらえないかというお願いをしていました。結果、メルケル首相は大変お忙しいということで、叶いませんでしたが、お願いには2つの狙いがありました。1つ目は、なぜドイツはたくさんの難民を受け入れようとしているのかを内子町の皆さんに話してほしいということ。もう1つは、30年に渡ってローテンブルク市と交流している内子という町が、日本にあることを見てほしいということです。これから、日本の国力を維持していくということを考えたときに移民の問題は避けて通れない大きな問題になると思います。また、日本の持つ伝統や文化をどのように磨いて、世界に打って出るかについての方向性も示さなければならないと思います。2020年の東京オリンピックまでは何とかなるのかなと思いますが、終わった後どのような状態になるのか、はっきりいって分かりません。今まで内子町に50数億円の予算が安定的に入っていましたが、これもどうなるか分かりません。非常に不透明な中で、市町・県がこれからの経営をやっていかなければならない状況だということを考えていきたいと思います。