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平成26年9月 町長あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年9月3日更新

9月1日 町長あいさつ

新聞やテレビでご案内のように、広島市の土砂災害は、人的にも物的にも大変な被害をもたらし、未だ収束の兆しがみえません。このような集中豪雨は、近年全国どこでも起こりうる状況になったなという感じがいたしますし、今私たちは、そういう環境の中で暮らしているということを認識しなければなりません。

 内子町でも、台風11号の影響により、8月8日から9日にかけて24時間の雨量が130ミリという大変な事態となり、大勢の町職員も徹夜体制で対応をしました。幸いに人的被害や大きな被害はなかったものの、小田の参川地区では、最終的に約60名の皆さん方に避難をして頂きました。また、大瀬自治センターにおいても、避難には至りませんでしたが、いつでも地域の皆さんが避難できるように準備はしておりました。しかし、道路や農地には大きな被害が出て、9月、12月の補正予算で対応しないといけない状況です。

 町内には、気象庁や国交省の雨量観測所が7箇所あります。一番気になるのは、獅子越峠の観測所ですが、そこは太平洋に流れる仁淀川の源流域でもあります。今回、獅子越峠の雨量はそれほどでもなかったのですが、小田川の水位はなかなか下がらず、参川地域では危険な状況となりました。そもそも小田川の源流は狼ケ城で、獅子越峠とは水系が違うことから、今回のように判断が難しい状況となりました。よって、町内でも観測所を増設する必要があるのではと考えており、危機管理班と議論をしているところです。

また、消防積載車のある消防団の詰所は、意外と川の近くに多いという現状があります。よって、台風接近に伴い早めの避難も必要です。また、避難勧告、避難指示をどのタイミングで行うのかも重要です。今回のように、避難勧告が夜間であった場合、道路が川の様になっている状況で避難することは逆に危険です。早め早めの対応は必要ですが、行政の的確な判断と共に、地域の皆さんが早めに状況を把握し、まずは「自分の命は自分で守る」という姿勢で臨んで頂くことが第一と考えております。行政の対応には限界があります。土砂降りの中で防災行政無線が伝わらず、また夜の寝静まっている中で、どのようにして確実に情報を伝達していくかも大きな課題です。地域防災組織の繋がりも含めて、色々なことを検討していくことが必要になったなと感じています。それぞれの職場・機関でも話を詰め、ある程度まとまった段階で、国・県に対して要望することも考えなくてはいけません。

 さて、9月となり、本格的な台風シーズンになるかもしれません。私たちはしっかりと状況を見据え、町民の皆さん方の命を守ることに全力を尽くしていかなくてはならないと思っています。