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平成26年11月 町長あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年11月7日更新

11月7日 町長あいさつ

 先日、テレビでも放送されていましたが、小田深山はいま、一年で一番美しい季節を迎えています。皆さん方も、ぜひ出かけてください。そして、町内外から訪れる多くのお客さんの表情を見て、チャンスがあれば語りかけてみてください。どんな思いでこの小田深山に来て頂いているのか、大事な情報収集にもなるかと思います。

 10月26日、臼杵三嶋神社の秋祭りで「お練り」と獅子舞が十数年ぶりに復活しました。新聞にも載っていましたから皆さん方もご存じだろうと思います。愛媛大学の学生さんたちに力を貸して頂いて、地域の方々や小田自治センターのご努力により見事に復活しました。本当に良かったなと思っております。何ヶ月も渡って愛媛大学の学生が臼杵地区に関わり、地域の方々を元気付けて伝統芸能を復活させたという意義は、私は非常に大きいなと思っています。

 臼杵地区は、世帯数約50戸、人口も100人をきっている集落です。私も、数年前から敬老会などに呼ばれて、地域の方々と酒を酌み交わしながら、「臼杵の三嶋神社は昔から格式の高い神社で、祭りには多くの出店が立ち並び、とても賑やかだった」と昔話をよく聞かされます。私はそこで、「獅子舞の頭はもう振れないけれど、若い方の指導はできるでしょう」と何度もお願いをさせても頂いてきました。そして、今回の復活と相成ったわけです。来年も、臼杵出身者の方々、子どもも孫も全員呼びかけて、一年に一度の賑やかな祭りができるようぜひ頑張って頂きたい、そして町もできるだけの応援したいと考えています。

 子どもの数が少なくなる、一人暮らしのお年寄りが増えてくる、あるいは高齢化率が問題だとか、どちらかというとマイナス要因を並べてしまいます。それはそれで仕方のない面ではありますが、よくよく考えてみると、お年寄りの皆さん方が今までの経験をどう地域の中で若い方に伝えていくのか、そういう環境をしっかりと私たちが整えていくことができるとするならば、まだまだ高齢者の役割・存在感は出てくるのではないかと思っています。どういうふうに出番をつくってあげられるのかが私たちの大きな仕事でもあると思っています。

 世帯数や人口は減っても、家族は近隣市町にいらっしゃって、すぐに帰ってこれる環境でもあるわけです。生活の範囲が広がっただけで、どうコミュニケーションをとっていくのか、地域にどう惹きつけていくのか、そういった地域の力量というものがこれからは大事になってくると私は考えています。

 そういう意味で、いま策定作業が進められている五十崎・小田地区の地域づくり計画書では、すり鉢の底で近視眼的な議論をするのではなく、視野を外に広げて欲しいと思います。地域の持つ財産、魅力、資源を、どう皆で再確認するのか、地域外に、どう情報として出していくのか、モノの価値、人々の存在価値を大事にして、外からも人を呼び込んでくる、新たな交流を作り上げていく、そういうダイナミックな計画があってもいいなと私は思います。一つの自治会でできなければ、隣近所の自治会が力を合わせて取り組んでいくことも必要であろうと思います。

 臼杵の秋祭りで演じられた「お練り」は、11月9日に内子座で開催される伝統芸能発表会で披露されることになっています。今年は、内子町と姉妹都市盟約を結んでいる沖縄県宜野座村の皆さん方にも来て頂いて伝統芸能を発表して頂きます。また、子どもたちの狂言も発表されるなど、非常に深みがあり、幅の広い発表会になると思いますので、ぜひ時間をとって頂いて内子座へ足を運んで頂きたいと思います。

 

 臼杵のお練り 臼杵のお練り 臼杵のお練り 臼杵のお練り