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平成26年4月 月初め式 町長あいさつ(平成26年4月1日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年4月7日更新

平成26年度 月初め式での町長あいさつ(平成26年4月1日)

稲本町長平成26年度がいよいよスタートしました。内子町役場では、今年度8名の職員を新規採用し、3名の地域おこし協力隊員をお迎えしました。

今回の人事異動は、来るべき平成29年に開催予定の「えひめ国体」に向けての体制をしっかりとるために、教育委員会内に「国体推進室」を設置しました。また、長年勤めて頂いた退職者の補充と共に、私の公約である「1子どもたちに夢を、2働く人に元気を、3お年寄りに安心を、4安全安心のまちづくり」を実現するため、要所への人員配置をさせていただきました。

内子町を含め日本社会は急速に少子・高齢化に向かっており、新たに町を構築し直すという大事な時期にさしかかっていると考えています。学校統合もその一つです。この度の御祓小学校閉校や小田地区小学校の再編については、地域の皆さん方にとっては非常に寂しいことですが、内子町の未来を背負っていく子どもたちの教育環境をしっかりと整えることは大人の責任であると考えております。また、特に小規模高齢化集落に住む高齢者の方々が、生きがいをもち暮らしていける環境を整えながら、一方では若い人たちが結婚し、出産して子育てをしながら、この地でしっかりと生きていける基盤を、行政の責務として考えていかなければなりません。これらのことは、全国でも同じような傾向にあり、その中において内子町らしい、誇れるものを考えていかなければならないと考えています。

子どもたちに夢を 大きな財政投資により実施してきた学校再編ですが、今年度は五十崎小学校の耐震化、大瀬小学校改築準備、立川小学校屋内体育館改修、耐震化などを行います。一方で、子どもたちに本物を見せ、本物の体験ができる環境を作るために、昨年「内子町教育振興基金条例」を制定しました。今年度は、女優の竹下恵子さんを招き、子どもたちへの朗読の時間をとっていただく準備も進めています。また、今年で第18回を迎える内子座文楽を8月23日・24日に開催しますが、それに先がけ7月には、文楽の面白さを知ってもらうための体験事業や、小田深山を中心とした様々なキャンプを継続しつつ、スキー場では、将来は日の丸を背負って活躍できるスキー選手の育成にも、教育委員会を中心に取り組めたらと考えています。 大阪には、内子町の出身者の皆さん方で組織された「内子人会」があり、五十崎中学校の生徒たちが修学旅行で訪れることになっています。40~50年前に大志を持ち、ふるさと内子を後にされた方々の貴重な体験談を聞くことは、歴史ある旧跡・史跡を見学する以上に価値があると考えています。

働く人に元気を 内子町は、桃やぶどうなど、良質な農産物が多く生産されています。企業産品においても、日本の経済を支えている物も多く、それらを差別化し付加価値を付け、様々な研究機関、大学、農協、森林組合等とタッグを組み、更に質の高いものとして販路拡大を目指さなければならないと考えています。農業生産額だけをとってみても、今や30億円位にまで落ち込んでいます。このまま放っておけば地域経済が回らなくなります。外貨を稼ぎ、町に税金を納めて頂き、家庭をきちっとそれで回して頂く仕組みづくりにしっかりと取り組まなければならないと考えています。観光もしかり。観光客数の落ち込みを何とかしなければなりません。食を中心とした新しい取り組みや、内子座創建100年を期に新たな仕組みを作っていくなど、観光行政を組み立て直す必要があると考えています。

お年寄りに安心を 現在まで、小田地区・五十崎地区でデマンドバスを走らせることができました。更に今年度は、内子地区にまでエリアを広げつつ、なるべく早く町内全域で運行できるようにしなければならないと考えています。地域の皆さん方が、安心して通院や買い物に出かけられる移動手段をしっかりと確保するということが大事だと思っています。幸いにして内子町は、加戸病院を中心に医療体制は整ったと考えています。今後は、そういう産業の振興、小規模高齢化集落対策をとることがポイントだろうと思っています。

安全安心のまちづくり ここ近年は、かつて経験したことのないような集中豪雨により、町長就任以来、何度か避難指示を出しました。今後においても、大きな災害が起こる可能性があるということを私たちは肝に銘じておかなければなりません。そのために、職員は24時間体制で緊急事態に対処していかなければなりません。それと同時に、災害への予防的対応として限られた予算の中で木造住宅に対する「耐震診断」や「耐震改修」など町単独補助事業を行っています。もうひとつは原子力発電所の問題があります。内子町は、黒内坊地区が緊急時防護措置準備区域(UPZ)、いわゆる原発30km圏内に位置します。UPZに入れば、国内退避や安定ヨウ素剤を服用しなければなりません。しかしながら私は、黒内坊地区だけが避難地域であるとは思っておりません。単純にコンパスで円を描くのではなく、東北の状況を見てもわかるように、風の向きによってはどうなるか分かりません。常に最悪の場合を想定しておく必要があり、そういう意味では、現在の「地域防災計画」を修正し、内容を充実させなければなりません。

 この4つの公約を柱にしながら、今年度は平成27年度からの町総合計画策定に取り組まなくてはなりません。また、小田地区、五十崎地区においては、将来を見据えた自治会地域づくりプランを立てていただきたいと思います。来年の1月は、合併してちょうど10年。内子座は、100周年に向けて、今年度から様々な事業がスタートします。また、内子町国際交流協会は、今年度で20周年を迎えます。今年度から来年度にかけて、内子町にとっては節目の年になります。職員総力をあげてこれらのことに立ち向かっていきたいと思います。