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平成27年4月 町長あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年4月2日更新

4月(辞令交付式)のごあいさつ

平成27年度のスタートにあたり、町長として一言ご挨拶を申し上げます。

先ほどは、新規採用職員の皆さんを含め辞令交付をさせて頂きました。それぞれのポジションで最大の力を発揮して、町民の皆さんのためにしっかりと尽くして欲しいと思います。昨日は、9名の退職者をお送りし、本日は、新規採用職員6名を迎えました。また、消費生活相談員として1名、着任頂きました。非常に多様化する町民の皆さん方の相談事業、心配事も含め、専門的な知識の中で対応して頂きたいと思います。また、地域おこし協力隊も1名採用致しました。これまで、小田、北表、内子商店街で、先輩の隊員たちが非常に頑張って頂いております。一緒に汗を流し、地域の皆さん方に可愛がって頂いて、地域に、行政に、新しい風を入れて欲しいと期待をしているところです。

さて、もうすでにご存じのことと思いますが、先日、内子町が文化庁長官表彰を受賞することがマスコミで発表されました。文化芸術創造都市部門において、特に文化芸術に関する取り組みが地域振興や観光振興に良い影響を及ぼす行政を行っている団体を表彰するということでございます。平成26年度は、北海道美唄市、長野県松本市、そして愛媛県から松山市と内子町の4団体が表彰を受けることになりました。

今まで、内子町は町並み保存を大きな柱の一つとして、保存・活用事業を行ってきました。この事業、この分野無くして内子町はあり得ないだろうという、本当に大事な分野でございます。それから、ローテンブルク市へは、これまで300名近い子どもたちを派遣して参りました。ローテンブルク市とは30年近いお付き合いで、平成23年には姉妹都市盟約を結び、交流が益々加速しています。更に来年は、内子座が創建100周年の節目の年を迎えます。内子座は、色々な意味で町民の皆さんに楽しんで頂く場として今日まで積み上げてきました。この三つの柱が文化庁に高く評価されたということでございます。このように表彰をして頂きますと、色々な意味で、私たち自身もこれまで取り組んできたことに対して一定の評価を頂いたなと自信につながりますし、誇りにも思うわけでございます。どうぞ皆さん方、内子町のまちづくりの方向性は決して間違っていないと、これからも自信を持って突き進んで欲しいと思います。

先日、3月定例議会が終わりました。大きな柱として、第2期内子町総合計画を可決して頂きました。この総合計画は、キーパーソンの皆さん方、職員の方が中心となって1年半から2年にかけて積み上げてきた作業の集大成としてまとめたものでございます。方向性は今までと変わりません。「町並み、村並み、山並みが美しい、持続的に発展するまち」を目指していこう。そして、より進化させ発展させようということでございます。それらの実現に向けて追求していくために、二つの大きな柱を掲げました。

一つは、今の地域経済をもっと元気にしていかなければなりません。良い意味で稼ぐ町を目指そうじゃないか。農業も、林業も、商店街も、裾野の広い観光をもっと深めていこうじゃないか。大勢のお客さんを呼び込んでいこうじゃないか。農家の皆さんが作ったものが、次の年にも喜んで向き合ってもらえるような、再生産につながっていけるような販売も強化していこうじゃないか。そういう稼ぐ町を目指すということでございます。

二つ目の柱は、持続させるということです。少子化の中で、どうこの町を持続させていくか。これは町民、そして町職員に大きく課せられた課題です。そのためにも、地域で住んでいる皆さん方が、やっぱりここで住んできて良かった。これからも住み続けたい。そういう地域を創っていかなければなりません。デマンドバスを走らせたり、少なくとも医療体制だけは死守をしていく、そういう仕組みを考えていかなければなりません。この大きな二つの柱を、平成27年度から向こう10年間に渡って展開していくということであります。

平成27年度の予算につきましては、一般会計で93億8,000万円の予算を組みました。特別会計は、国保会計の約27億など約64億となり、公営企業会計を含めて約160億の予算であります。これらの執行について万全を期していかなければなりません。

まず、私の政策の大きな柱の一つ目であります「子どもたちに夢を」では、大きな事業として大瀬小学校の改築があります。それが終わりましたら保育所の改修もやらなければなりません。立川小学校、大瀬中学校の体育館の耐震化と大きな事業が目白押しでございます。子どもたちの安全のためにも、しっかりとこれらの事業はやっていかなければなりません。

二つ目の「働く人に元気を」では、これまで同様に大阪や東京を中心とした販売活動をしっかりやっていこうと考えています。特に、今年の6月に台湾で開催される商談会等に臨むため、現在準備をしているところです。担当課では汗をかいてくれていますが、更に努力して頂きたいと思います。国内のマーケットが次第に小さくなってきていますから、外に向かって売っていく「地産外消」をしっかりやっていかなければならないと思っています。

三つ目の「お年寄りに安心を」では、デマンドバスを今年の春から大瀬南部と程内地区で走らせます。そして平成27年中には、町内全域を走らせることができるようにしたいと思っています。この体制が整いますと、幹線と枝線との連携がとれて、地域・地域の皆さん方が病院に行ったり、買い物に出たりする移動手段の確保ができるのではないかと思います。ただ、ここで完結ということではありません。走らせてみて、問題点があれば臨機応変に対応し、修正もしていかなければならないだろうと思います。また済生会小田診療所については、向こう5年間、愛媛大学医学部と協定を結び、継続させることができました。小田地区の皆さん方にとっては唯一の医療機関です。何としても死守しなければなりません。地域の皆さん方の気持ちが折れないように、しっかりと支えていかなければなりません。これまで、愛媛大学から来て頂いた先生には、小田地区を中心に、地域やサロンに出かけて頂いて、糖尿病や高血圧の話などをテーマに「出前講座」をやって頂きました。今後は、五十崎、内子へもエリアを広げ、地域に入っていただこうと要請をしているところです。職員の皆さん方も、ぜひそういう場に顔を出して欲しいと思います。

平成27年度は、知事が提唱されている南予博覧会のプレに当たります。内子町にとりましては、内子座創建100周年と重なり、かならずプラスになります。内子町は南予地区の入り口で、小田深山や清流小田川、桜、凧合戦などの事業、そして美味しい食べ物がたくさんあります。歴史もあります。内子が踏ん張らないと、南予全体に大きなインパクトを与えることはできないと思っています。どうぞ、皆さん方の力を貸して頂きたいと思っています。内子座創建100周年に向けて、すでに色々な事業が始まっていますし、内子座文楽も、今年は大作の「義経千本桜」をやります。大勢のお客さんに見て頂きたいと思っています。

このようなことで、平成27年度の当初予算の骨組を組み立てました。今後も、補正予算等で積み残している事業を組み入れていかなければなりません。それと同時に、皆さん方にもわかっていて欲しいことは、当初予算を組むにあたって、地方交付税を1億円減額しました。これは、合併して10年が経ち、一本算定が始まりました。今後5年間で、11億円ほど落ちるかもしれません。7割程度に止まるのではないかとも言われていますがわかりません。このことを念頭に置いて予算を組み、仕事をしていかなければなりません。現在、内子町の地方交付税は約50億円ですが、10億円ほど落ちますと、もちろんそれだけ歳出も落とさなければならなくなり、大変厳しい状況が起こってきます。しかしながら、安全・安心のためにやらなければならないことは山積しています。橋の耐震化、町営住宅の建て替え、飲料水の確保等、大型の事業が目白押しで控えています。従って、財政のバランスを考えながら、無理のない範囲でやっていかなければなりません。しかしながら、緊急性の高いものは思い切ってやらなければならず、弾力性を持たせた財政運営を行っていかなければならないと考えています。

 いずれにしても、職員の皆さん方の協力なしには、これらの事業はやれません。これまで積み上げてこられた知識、知恵を最大限に発揮して、町民の皆さん方の付託に応えて頂きながら、いつまでも住み続けられるまちをめざして最大限頑張って頂きたいと思います。