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町並みから村並みそして山並みへ
景観保全とエコロジータウン
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交流事業と連携による地域活性化

内子の村並み保存

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年1月1日更新

村並み保存へ

村並み保存

 内子町は、森林の面積が77%で基幹産業が農業という典型的な中山間地域です。山間部では放置林や耕作放棄地、農業の後継者不足などの課題もあります。

 そのような中で、市街地ばかりの発展や存続を考えるのでなく、周辺地域とされる農村集落が活気づくことが一番必要なことではないか、ということに視点が移されました。自然保護、環境、景観を通し地域の個性をしっかりと自認し自治の力を住民が養うこと。それが村並み保存です。

 その最初の舞台となったのが石畳地区です。昭和62年、地域の若手住民数人によって「石畳を思う会」が結成されました。最初の大きな取り組みは平成元年の水車の復活です。彼らはポケットマネーを出資し、自ら汗をかき、水車を建設しました。それを契機に、数年後には「水車まつり」が開かれるようになり、毎年2,000人もの人がこの谷間の村に集まります。

 また平成6年には古民家を移築して農家民宿「石畳の宿」を町がつくりました。当初から運営は地元石畳の女性陣で、食材は肉・魚を除くと全て自分たちの畑や山で採れたもの。毎年約1,000人の宿泊があり、この農村景観と季節感豊かな食べ物、そして住民の人柄に惹かれてくるリピーターも多くいます。

 このほか石畳地区では河川の整備や照葉樹の植林、ホタルの復活などにも取り組み、近年ではそば処として営農組合も結成されており、継続と挑戦のトップランナーです。

 今では村並み保存の取り組みや考え方は町内各地で生かされ、石畳の後を追おうという地域も増えています。自分たちの地域は自分たちで、という住民自治の自立の一歩となっています。

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